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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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ある感触

          話では聞いていたが・・・

 窯焚きを終えた夜、久しぶりに寝慣れた布団に倒れこむように横たわった。
前後不覚で眠りに落ちたのだが・・・
どのくらい時間が経ったのかは解らないけど、なんとも心地悪い感じが全身を覆う気配に目だけが覚める。
ナニモノかが布団を取り囲み、横たわる僕を凝視する気配がある。
うすボンヤリした頭があぁこれが金縛りというやつだ、と自覚する。
案の定体がピクリとも動かせない、声を発しようにも喉が言うことをきかない。
聞きしに勝るいや~な感じ。
足元から胸にかけてナニモノかが這い上がってくる気配。
その妙に生々しい体への圧迫感が忘れようにも忘れられない。
 聞くところによると目は開くらしいから、恐いもの見たさでその正体を見てやろうかとも一瞬思ったけれど、小心者の自分には実行に移す勇気などなかった。
這い上がってくるナニモノかと目でも合ったら・・・。

 そうしてしばらく布団の上に乗る物体の重みを感じ続けていたら、ふっと開放された。嫌な感触を残したまままた眠りに落ちた。
しばらく後、再び布団の周りがザワザワしている気配を感じ目が覚める。
今度は胸元付近で飛び跳ねているナニモノかがいる。
トランポリンか何かと間違えているんじゃね~か!
恐さを通り過ぎ怒りが頭をよぎる。
でも・・・でも・・・やっぱり何も出来ないまま時間が過ぎるのを待つしかなかった。
結局怖いのであった。
その後は朝まで熟睡したが、胸に残るあの感触・・・生々しく今も思い出す。
よほど窯焚きで疲労が強かったのであろう。
疲れのせいだ!そう思い込もうとしている自分です。




火を落として

       休養日

 昨晩、5日の夜8時前に13日間絶やすことなく燃え続けた窯の火を落としました。
最終盤は予報に反して天候に恵まれず、連日爽快な気分で朝日を迎えることが出来ませんでしたけど・・・たくさんの応援に支えられ、妥協することなく焚き終えれました。ありがとうございました。
火を扱う現場は危険を伴いますが、窯に参加してくれた皆が怪我なく無事に済んだことも幸いでした。
 窯を開けてみないことには結果が分かりませんが、多くの方が関わってくれた3回目の窯焚きが前回よりより好いことを願って、少しの間体を休めることにします。

 



11日目

       いよいよ!

 いろいろなことが突発的に起きながらも、全体的に穏やかな窯焚きの日々を重ねてきました。中盤から昨日までは安定した天候にも恵まれ、このまま最後まで・・・
なんて欲をかいていたら、ここに来て風雨強い気まぐれな低気圧に飲み込まれかけているここ六地蔵です。
窯屋根をたたく雨脚が鳴り止むことを祈りつつ、最終的な窯焚きの仕上げに取り掛かります。予定通りいけば4日の夜中には全てが終わるでしょう。

 ここからが踏ん張りどころです。

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第3回火入れ

       うららかな日に

 朝9時に窯へ火入れをしました。
まずは稲藁に着火。その上に組んだ小枝に、そして赤松へと順次火がひろがってゆきます。期待と不安の入り混じる胸中ですが、何はともあれ窯焚きが始まりました。
昨年秋に焚いた前回の窯焚き時には、思いもよらぬ台風に見舞われ
窯、薪共に濡れぼそった苦い経験をしました。
2週間弱の長い窯焚き期間だけにその間天災その他何が起こるやもしれませんが、今日のようなうららかな日に火入れを出来ると何だか万事うまく行くような・・・
そんな気が少ししました。

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ほんわかと・・・

       いろづく山

 時間に追われるように過ごすこの数ヶ月。
足元の山でさへろくすっぽ見つめないまま、暮らしてきました。
もったいない!ほんともったいない。ここで暮らすことで与えられる恵みを授からないまま、時が過ぎ行きました。
裡なる感覚をどこかに置き忘れてきたような・・・。
それを取り返す術はないのだろうけど、せめて自分の体内時計をリセットしてみよう。
 陽なる山の気配に誘われて、山をぶらぶらしてみたら儚くも美しい桜に負けず劣らぬモノたちがここそこに点在していることを再認識。
劇的に変わり行く山の変化に改めて感動!です。

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 黒モジのピシッと延びる枝の先端に打ち上げ花火。
背景には年々増殖してゆく地べたに咲く桜、芝桜。

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 一枝に異なる2色が寄り添う源平桃。
どちらが源氏でどちらが平家?

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 誰が名づけたガマズミと・・・・・。
もぉちょい可憐な名前がよいのでは。

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 いわずもがななるクリスマスローズ。

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 一面褐色だった盤が勢い豊かな緑に侵食されつつある。まるで旗色悪い軍が逆襲するように・・・そう、オセロ盤のごとく・・・。

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 山が変化を進めるなか、こちらも。
空洞だった窯の中が次第に作品で埋められてゆく。
詰まれる作品の数が増え、密度が高くなるほどにテンションが上がってゆくのを自覚する昨今です。