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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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記憶の記録  7

       欠かせぬ存在


 造成が終了して3ヶ月経つ。
窯の寸法、勾配がおおよそ決まる。
その窯を覆う窯屋根は、かなりの大きさになる。
窯が収まる他、窯焚きの燃料の赤松を積み上げるスペースや、
窯詰め、窯焚きで動きまわれるスペースなどを確保したいから
必然的に大きくなるのだ。
 かと言って、予算は多くは掛けれない。
その辺りのバランスを取りつつ設計を練る。

 ここで、一人の人間を紹介したい。
自分の描いた青写真を現実のものとする為に奔走し続けてくれた
友人でもあり、恩人でもあるU君。
同時に損得勘定を抜きにして、僕の計画の縁の下の力持ち役を
変わらぬ姿勢で貫いてくれた、誠に得難い存在でもある。
彼の職業は大工である。
 窯屋根ややきもの屋の仕事場がどんな物なのかを学ぶ為に、
岡山の備前へ出向いて行く、そんな人だ。

 彼とは、この山と出会うずっと前から仕事場と住まいの設計を
練り続けてきた。
職業と住まいが重なり合い、しかもお互いが干渉し過ぎる事のない
あんばいの良い建物が出来るかどうか。
しかも、低予算で。

 行程からすれば住まいが先に必要であったが、
諸々の事情により窯屋根の建築から取り掛かる。
ここでも、工法、材料の選択、基礎の仕様といずれも彼の
経験と知恵に頼る。
広い面積の屋根の強度をどう確保するか、
窯から噴出される煙の抜けを好くするには、どんな屋根形状がいいのか、柱の無い大空間を確保するにはどうすべきか、など。

 実際に着工したのは2004年5月。
残念な事に、この頃の写真が全く無いのだ。

 材料搬入。
部材の刻み、防腐剤塗料、建前の順で進む。
平坦な面に建てるのではなく
斜面に沿うような形状の建物だから、各柱のレベル出しに
手が掛かる。
約1ヶ月半で大きく、丈夫な窯屋根が出来上がる。
墨色のシブイこの窯屋根を、僕はとても気に入っている。
 



この記事に対するコメント
何よりの財産ですね。勿論U君の大事な財産は山坊主さんですから、これからも喜びも悲しみも共に分かち合い、豊かな人生を歩んでください。
【2006/07/27 11:34】 URL | 山姥 #- [ 編集]

  山姥さま
 そうありたいと、僕も感じています。
まだ、恩返しのひとつも出来ていませんからね。
はやくやきもの屋として発ち上がることで、
これまでの恩返しになるでしょうから
頑張らねば、です。
【2006/07/28 22:30】 URL | 山坊主 #- [ 編集]


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