19時間
窯焚きを終えた後の夕方から翌日の昼前まで長々寝続けました。 新記録です。でもそのお蔭でほぼ疲れは取れました。 制作の追い込み、窯詰め、窯焚きとここ2月ほど自分の敷地から出ない生活を送ってきた自分にとっては、窯を焚き終えホッとする時間が出来た今、山を取り巻く空気がもうすっかり秋のそれになっていることに今更気が付きました。 普段どれほど五感を働かせていないかを自覚しましたねぇ。 見ているようで見ていない、聞いているようで聞こえていない。 そんなことばかりのようです。
さて、今日はお詫びすることがあります。 先日告知させてもらった、産経新聞に作品の写真が掲載されます! の件ですが、全国版での扱いではなく関東甲信越版のみの記事でありました。鹿児島の親族から出ていないよ!との知らせがあって分かった次第です。確認不足の不手際で余計な御足労をお掛けしまして、申し訳ありませんでした。今後(こんな機会がまた訪れるかどうかは分かりませんが・・・)何かを告知する場合はしっかり確認の後にお知らせするようにします。ほんとうにすみませんでした。

蔵出し1番! みたいな感じで今窯で焼きあがった作品を引き摺り出しました。 手前にある輪になったものが色見(窯を焚く最中に焼け具合を確認するためのもの)、奥の筒花入は窯の床に転がしていたものです。 これらから推測するに、今窯は窯内にとても強い湿気があったことを知らせてくれています。 窯全体を開けてみないことには全てを知ることは出来ませんが、結果がどんな風に出るのか今からドキドキしています。 あと2,3日して窯の熱が下がってから窯を開きます。 初窯の時以上のドキドキ感で心が満たされています。
|