おじさんはなぁ・・・
ロクロを廻していた夕方、友人が今から5.6人で窯の撮影行っていい?との電話をもらいました。 もちろんいいよ!ということでやってきたのが高校生の写真部員4名と引率の先生、そして友人の6名。 早速、工房横の登り窯での撮影会。皆が何に興味を惹かれ、何に焦点を合わすのかを興味深々に眺めていました。 当然のことながらそれぞれが違う対象にレンズを向ける様を見ていて、 ははぁ~、なるほどねぇ。なぞと、しきりに首を縦に振る自分が、なんだかもろオジサンオジサンしているように感じつつも、結局ついつい年長者ぶっている自分に酔っているのでありました。 撮影が終わり工房にて皆と話をすると・・・ 現役高校生と話をするってことがえらく久しぶりなことに気付きました。 一体何年ぶりだろう?今時のわけぇ~モンと会話するのって。 口をついて出る言葉は何かさぐりを入れるようなしみったれた質問と、昔どこかで聞いた覚えのある説教染みた言葉の数々。 嗚呼、この身のどこをどう切り刻んでみてもその断面は全てオヤジっぽさで満たされている!若者達を目の前に、胸中はそんな想いで乱れまくっていた自分なのであった。

それでもなぁ、おじさんはなぁ・・・楽しかったぞ! ほんとだぞ!また遊びに来いよ~、若者たちよ。
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