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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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追突事故 2

       バイバイ!


 「たいへん、大変!」と言いながら、2階から妻と娘が降りてきた。
どうした?と聞くとムクドリが家の軒にぶつかって、そのまま下に落ちた!と言う。
3人で家の裏に回り見に行くと、ほんとだ!地面にムクドリが横たわっている。死んではいない、けれど痛くて動けない様に見えた。
素手で抱こうとしたがふと、そのままんま東氏の顔が頭をよぎり軍手を
急いで手にはめすくい挙げた。

 陽の当たる所に移動して台に下ろすと、かろうじて姿勢を保っている。
致命的な怪我はしていない様子に皆ほっとする。
前回のシメの様に脳しんとうを起こしているだけのようだ。
ぼ~っ!としている間にカメラを持ってくる。

DSC04434.jpg 


 改めてみると、かわいいというよりは格好がよいと感じる。
大きさは20cm強。ムクドリの子供のように見える。
野鳥を間近で見る機会はそうそうないので、マジマジ見つめる。


DSC04436.jpg


 そうする間に次第と正気に戻ってきたのか、一点を見つめながらも接写する僕の動きにビクッ、ビクッ!と反応している。
これほど人間が近くにいるというのは初めての経験に違いない。

DSC04433.jpg

 翼をひろげ、羽ばたけば大空に舞い上がれる鳥を羨ましく想う。
「羽」という字を名に持つ娘も、おっかなびっくりしつつも実に興味深そうに見つめている。よ~く見ておくんだよ。

 最初、横たわった姿を見た時は最悪の場合一想いに殺してやらねばいけないかも知れないと感じた。羽が折れていたら・・・・・、そうせねば!
ととっさに思ったのだけれど、今思うにその考えはどうなんだろうか?
例え羽が折れていたとしても、車に乗せ獣医さんへ連れて行けばいいのではないか?
よかった!幸いにして羽は折れていないように見て取ったからいいようなものの、もし折れているとなったならその時点で僕は即行動に移していたかも知れない。とっさの思い込みに従ってそうしていただろう自分の
愚かさが現実のものにならなくて、よかった。

 しばらくの後、正気に戻ったムクドリはどこかへ飛び去った。
見送る娘はバイバイと手を振っていた。
 



この記事に対するコメント
ムクドリじゃなくて、ヒヨドリさんですね。たすかって良かった。
家もよくあります。脳しんとうおこしたり、死んじゃう事も。
その他、猫がとってくるので、野生動物をまじかに、触れる事
多いです。その度にその暖かさと、柔らかさと、美しさに感動。
死んじゃってても、しばらく飾ったり(笑)。またねー。
【2007/02/08 12:10】 URL | やまなか かや #- [ 編集]

やまなか かやさま
 ようこそ!です。
そっか、ヒヨドリでしたか。教えてくれてありがとうございます。思い込み&勘違いが人3倍多い自分です。後ほど本文は訂正させてもらいまっす。
でもほんと野生の美しさ、感嘆します。個体一つ一つの立体の成り立ちが、全て黄金比になっているのでは?と感じます。かやさんの手が野生動物を包み込む姿、想像できます。
しんじゃってても云々、・・・僕よりさばけています
。参った!! 
【2007/02/09 00:32】 URL | 山坊主 #- [ 編集]


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