ワールドカップ第2戦 クロアチア戦 日本のサッカーはどこへ・・・
うーん、不完全燃焼。試合後の中田英寿君のコメントにも あったように、勝てた試合だったと感じる。ただ勝ちきれない、決められない所が今の日本サッカーの実力なんだろう。 厳しい予選を勝ち抜き3大会連続の出場を果たした日本。 それはとっても評価するのだけど、この1,2戦を見る限り世界との距離を感じてしまってどうしようもない。 少なくとも、これが日本のサッカーなんだ、という形が見えれば負けてもまだ気持ちの均衡が保てるけど、今大会の2試合計180分を見ていてああこれをしたかったのか!と意図が伝わって来る場面は0に等しい。 前大会トルシエ監督で臨んだ時は、賛否両論あったにしても日本サッカーはこれなんだ!ってアピールがあったように思う。 規律を重んじ、全員で90分走りきるサッカー。そんな印象があったけど、あれはあれで対戦国にとってはイヤなサッカーだったろうと想像する。運動量の豊かさが相手には脅威であったろう。
今大会の日本にはそういったあてはまる形容詞が見当たらない。 ということは、特徴のないサッカーだということ。 それって方向性が定まらない、軸のないサッカーと言えないか? 個々の能力が秀でているならそれでもいいだろう。でも残念ながら 日本選手はそうではないのだなぁ。個人個々で相手を上回れないならチームとして機能できればいいのに・・・。 現実は・・・選手の動きを見ていると、お互いの意思疎通が上手くいっていない。 共通のイメージが共有出来ないから、特に攻撃する際にギクシャクしている。よっぽど優れたストライカーがいるならそれでも何とかなるのかもしれないけど、それが望めない以上ジーコ監督は何らかの手を打たなければならない。次のブラジル戦までに何が出来るのか? 正しい答えなど分からないけど、僕は中田英寿をベンチに置くことがいいように思う。小手先の方策だと思わなくも無いけど、もう時間が無い。 日本サッカー、ジーコサッカーの要として君臨してきた選手ではあるけれど、機能していない選手は誰であろうとピッチに立つ価値はない。 過激だろうか?
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