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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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眠れぬ夜

       の友


 昨日一日中寝ていた後遺症です。
まるっきり眠気が起こりません。
そんな夜長の友にぴったりのこの日記。
風邪から復調したとはいえ、冷える仕事場で夜中の仕事をするわけにもいかずこうしてぬっくい部屋でピコピコ文章を綴っていきましょう。
 ぬくいのは今年初焚きした薪ストーブのお蔭なんですが、外気温が
そう低くないせいでしょうか、薪4.5本で27度までなりました。
熱効率のよい薪ストーブならではの効果です。室温が高くなり過ぎたので
薪の投入は止めましたが、ストーブ本体が熱くなっていてその放射が
朝まで続くので一度上がった室温は下がりづらいです。
真冬にはさすがにこうはゆきませんが・・・

 さて昨日のこと、やきもの仲間のNさんが仕事場に寄ってくれました。
敷地の造成時に見つけた粘土層を掘り起こし、あわよくばやきものに使いたいと皮算用していた粘土の試験焼きを彼にお願いしていたのです。
Nさんは東京を拠点に各地で個展を開く作家ですが、近々ここ長柄に居を移し作陶生活を新たな環境で再出発させようと意気込む方です。
そんな彼の忙しく回転する窯に試験焼きの作品を無理言って入れてもらいました。

DSC03875.jpg

 想像していた以上に粘土分以外の不純物が多く、
よって収縮率の高い土であることが分かりましたが懸念していた耐火度
は心配ないようです。
どんな粘土にも耐えうる温度の上限があります。その上限に遠く及ばない温度で焼いても素焼き状にしかなりません。逆に上限を超えてしまうと
土自体が焼きただれてしまい、原形を留められません。
そのことから推測するに、この長柄粘土は素焼き以上崩壊未満ということで、自分の登り窯で焚こうとしている温度帯で充分焼け締まる粘土といえるでしょう。まずはひと安心です。
 ただ、見ての通り割れが走っています。これは収縮の大きい土の
宿命です。縮みが大きいということは、熱によって粘土が動く(縮む)
わけですから立体の弱い部分がこうして割れてしまうことが多いのです。
とはいえ、解決法はいくつもあるので欠点とはいえないでしょう。
 そしてこの土の最大の特色は含有成分に鉄分が多く含まれるということです。鉄分が多いと生地に色が付きやすくなります。
赤松の灰との相性がどうかはまだ分かりませんが、生地に色が付きやすいと灰とのコントラストが強くなり、見た目の派手な焼き上がりになる可能性が高いでしょう。
広い窯の内部には灰の掛かりにくい場所がいくつも生まれてしまいます。
そんな場所にこの粘土を置くことで、少しの灰の掛かり具合でも見栄えのする作品が出来るのでは?なんて期待も膨らみます。

 この土の個性の一端を摑みましたが、まだまだ可能性を秘めた土
であると確信しました。そんな結果をもたらしてくれたNさん、どうもありがとうございました。


 




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