夕刻前
人口密度の低い我が家周辺。 誰かさんの家の前で、夕飯支度の前の井戸端会議なーんて光景は ここの立地では求められぬ事です。 じゃあ、代わりにっ!って訳ではないのでしょうが どこからか、凄い数の鳥がいつの間にか集まり、ピーチクパーチクやってくれています。 世間話?鳥の噂?とにかくすんごい勢いでまくし立てています。 皆聞く耳持たず、一方的にしゃべりまくっているようにしか見えません。

何羽か飛び立てば一拍置いて皆が飛び立ち、均等な隙間を空けて皆同じ方向へ飛びます。 赤信号皆で渡れば恐くない!みたいな集団意識が働くのかどうか定かではないけれど、規律正しすぎるのはなんか異様に感じます。 何羽かあまのじゃくな奴がいてもいいと思うのだけど・・・ あ!いたいた皆と逆に飛んでいるのが、んー!まるで自分を見ているよーな気がする・・・ 皆が皆っていうのも異様だけど、一羽だけ、ってのもまた異様に映るものだなぁ・・・ 鳥の振り見て我が振り直す!!気を付けよう。

おっ、ここでもやっています、井戸端を。 なになに?ナニを話しているのでしょうか。 会話に興味はありますが、所詮、机上の空論に過ぎません。 ・・・・・ほっときましょう。

今夏、鼻面をマムシに噛まれたお間抜けな愛犬ロク。 そーいえばロク、おまえさんもよく一人井戸端をやっているねぇ。 昼、晩、夜更け、夜明けと・・・もうちょっと時間を考えてやって欲しいもんだよ、まったく。
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