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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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賢いのぉ~

       生きる術


 山の樹を観ていると
たくさんの面白い事に気付かされます。
落葉高木が多く植生している、
この山の樹の特徴は、陽の恵みを受けようと
我先に上に上に幹を伸ばしている様が見受けられます。

 陽の当たる少しの隙間を目指し、
そこに向け猪突猛進したのだろうと想像する樹ばかりです。
つまり、幹の中途に枝を張り出していないのです。
枝を張らずに上に幹を伸ばして行かなければ
生存競争に敗れてしまう、そういった厳しい環境なのでしょう。
 本当なら幹を分け、横に広がる樹形であるはずの樹が
細い幹のまま、フラフラと真上に伸びゆく姿を見る度に
そーかそーか、大変じゃったろうになぁ!
なんて、祖父のようなやさしい眼差しで慈しんでしまう自分です。

 感心してしまうのが、
陽の当たる高さに到達したら、ここぞとばかりに大威張りで
枝を八方に張り出すのか!と思いきや
そうではないのです。

DSC00050.jpg


 同じ高さにお隣さんの伸ばした枝がある時には、
少し手前で枝を伸ばすのを控えているのです。

 つい人間の社会と自然界での在りようを、
比較してしまう事が癖になりつつある自分です。
一体、どちらが賢いのでしょうか、樹と人間では。


DSC03125.jpg

 節度のある樹の生態を見れたかと思えば・・・
一方、こちらは自力で樹の形態を保つ事の出来ない者。
藤の木です。
写真に収まっていないので分かりづらいでしょうが、
実生で育ちつつある藤が、隣でグングン枝を伸ばすねむの木に
長い触手を巻きつけているんです。

 藤にとっては、成長の早いねむの木が隣にいることをこれ幸いに
思っていることでしょう。
藤の触手に触れられたねむの木の幹には
既に、がっちりと巻きついてはいるのですが、
藤のしたたかな生き様から想像するに・・・

 ねむの木を枯らしてしまうほどの締め付けは
していない筈です。
自分が大きい藤の木になりたければ、
その命運を握るのはこのねむの木だからです。
大きく育つ為にのみ必要な存在、でしかないのでしょうが
こうしないと生きてゆけない生態なんですね。
 
 この先も観察を続けてみましょう。
藤の賢さ加減を。



 




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