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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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いろいろ

        色味


 ぐい呑各種


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 湯呑み各種

DSC04830.jpg

 花器「包む」大中小 

DSC04832.jpg

 一つの窯からいろいろな肌の色が出てくることに、新鮮な喜びを感じています。薪窯の最大の特徴なのでしょうが・・・。


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口から心臓
         飛び出る

 昨夜は何とか堪えた、窯覗きの欲求。
けれど今日の昼間、一人になった時間についに窯のレンガを開けちゃいました。まだ170℃近い温度の部屋のレンガを外す瞬間、いろんなことが脳裏に浮かび、最悪の結果を目の当たりにしても自棄を起こしちゃいかんぜよ!と自分に言い聞かせ心臓バックバク状態で覗いて見ました。

 熱気に後ずさりしつつもライト片手に、これ以上大きく見開くことは出来ないだろうと思うほど目玉をひん剥いて中を覗き・・・・・
やけてる!色付いてる!しかも・・・・・悪くない!
思わずつぶやきながら顔だけ窯に突っ込んで、しばし動けませんでした。
この覗く前から覗いた瞬間の心の震えは、一生忘れないことでしょう。
続けて後ろの部屋の3つも続けざま覗いて見ました。
多少焼けすぎの箇所が見受けられましたが、許容範囲内の焼け具合に胸を撫で下ろしました。
 まだほんの一部しか見ていないので、全体の評価を下すには早いものの失敗ではないと確認できました。
小さな穴から引きずり出した幾つかのものを見てやってください。
明日以降仕上げのヤスリがけをするために、窯から全部の作品を出しますのでいろんなものを見て頂けると思います。


DSC04806.jpg

 とりあえずは、一安心です。
見守ってくださっていた皆様、お蔭様で無事焼きあがりました。
ほんとうにありがとうございます。

 そして、窯の神様、火の神様ありがとうございます。


冷まし中

       まだかいのぉ~


 24日深夜に最後部の部屋を焚き終え、今は窯が蓄えた熱が冷め行くのを待つ日々です。1100℃を超える熱が自然冷却されてゆくのですが、明後日頃には待ち堪えることが出来ずに、焚き口のレンガを開けてしまうことでしょう。
じっくりじっくり冷めるのをおとなしく構えていれればよいのですが・・・
人知れずこっそり真夜中にケレンハンマー片手に窯場へ忍び寄り、レンガを外し懐中電灯で窯の内部をのぞきたい、今すぐにでも!・・・そんな衝動に駆られています。

 昨日の夜もその抑えがたい衝動と戦いつつも、連日の睡眠不足のお蔭で睡魔に打ち克つことが出来ず撃沈してしまえたので、実行に移すことを防げましたが・・・今夜は目が冴えていて、かなりき・け・ん!
ブログを書き終えた後、どうやって自分を止めるかをあれこれ思案しながらこの文を打っているところです、じつは。
こーなることが分かっていたんだから、昼のうちに懐中電灯を隠しておいてもらうんだった!
嗚呼、窯を焚いたあとにこんな苦しみが待っていようとは・・・

 話変わって・・・お知らせがあります。
友人の全面的な協力を得て立ち上げたこのブログが、もうすぐ開設1年になります。立ち上げ当初やきものの現場感というか、普段触れる機会が少ないであろう現場の雰囲気をわずかばかりでも伝えることが出来たらいいなぁ、という想いがあり日々の移ろいを綴ってきました。
多くの方々に支えられ、このたび無事初窯を焚くに至り、これを機に
再び友人の超全面的バックアップを得、HPを開設することに相成りました。ブログデザイン同様、写真、構成全てを手掛けてくれたHさん御夫妻。この場をかりて感謝の念を表します。ほんとうにありがとうございます。
 HP上でも引き続きブログを綴ってゆきます。これまでに縁あってここへ
訪れてくださり、また日々読んで頂きましてありがとうございます。
今後もお付き合い頂ければ幸いに感じます。よろしくお願いいたします。
http://6jizo.com/

 僕の住むこの地は六地蔵(ろくじぞう)という地名です。
その地名を冠に、仕事場、窯場の名称を「六地蔵窯」と名付けました。
この土地と出会ってここに根を生やし、生きてゆきたいと思ってからはや5年。初窯を焚くまでに5年もの月日を費やしてきましたが、これから先も土地に馴染み行くようがんばってゆく心積もりです。
この先も周囲の人々をやきもきさせながらやってゆく、マイペースぶりに変わりはないでしょうが・・・いろんな意味でしっかりしないといけん!と
気を締めているところです。

 HPのworkの項はまだ掲載する作品がないので空欄ですが、
追々画像を載せてゆくつもりにしています。

 



お蔭様で

       焚き終わりました


 24日深夜12時05分に最後尾の部屋を焚き上げました。
多くの方々が見守ってくださり、また窯場に足を運んでくださった皆様、
そしてブログを通して応援してくださった方々のお蔭で無事焚き上げられたと感じます。
文面にて失礼とは感じつつ、感謝の念を表したいと思います。
ありがとうございます、皆様。

 焚き終えた今の心境は、精根尽きた!という感じです。
結果はどうあれ力は出し切ったので、後は何事も受け入れることが出来そうです。
窯を冷やした後、順次作品を窯から出してゆきますので結果報告は
しばらくお待ちください。
それに、コメントへの返信が遅くなり申し訳ありません。
一休みしてから返信いたします。



あと少し

       9日目


 登り窯の最後部、4部屋目を焚いています。
あと12時間程で焚きあがってくれるといいなぁ~と思っています。
もうちょいだ!



6日目

       1000℃


 今朝1000℃を越えました。
後2日半ほど掛かりそうです。とは言え、この先温度停滞が起これば日数が延びますし、何が起こるか分かりませんが・・・

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       3日目


 400度を超え、温度が上がらない状態になりました。
程度の差こそあれどんな窯でも上がりずらくなる温度帯です。
器用に抜け出ようとせず、今はじっと辛抱!の時。
焚いても焚いても温度が上がらないというのは、精神的にはきついものがありますが、このきついなぁ・・・という気持ちそのものも窯焚きが出来るからこその感情ですから、喜んで受け入れられます。
窯を焚く、というこの充実感、やはりええもんです。幸せです。

 今、父が悪戦苦闘中。がんばれオヤジ!

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開始!

       点火


 昼1時半過ぎに儀式を行い、点火しました。
折りしも本日は大安吉日、風は冷たいものの天気もよく火入れに絶好の日和です。
窯の行方をずっと見守って下さっている御近所の方、友人の立会いのもと火入れが出来ました。気持ちがより一層引き締まり、よい出立になりました。御列席ありがとうございました。

 明日からは9~15時が父や友人、それ以外は僕の焚き時間となります。焚き上げるまでの間、様々なことが起こるでしょうが、1つ1つ全力で乗り越えてゆく覚悟です。

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さあ!

       火入れ


 延べ7日間を掛け、つい先ほど全ての窯詰めを終えました。
長いようで短い、短いようで長かった1週間でした。
これほど何かに集中した覚えがないほど、寝ても覚めても窯のことだけ
が頭を占めていました。
とても勉強になった気がします。
 いよいよ今日火入れを行います。
火の神様であられる、荒神(こうじん)さまを祀る儀式をした後、藁に点火します。
失うものはなにもない!気力充実、死ぬ気で焚き上げます。

 窯焚き期間中の1週間程は更新が難しいと思います。
出来れば経過や心境を書き綴れればよいのでしょうが、余力がない日々が続くでしょう。無事焚き上げたら更新いたします。
さあ!気合だ、気合だ、気合だ~~!!!



窯詰め

       4日目


 窯前方のウドに始まり、後方の部屋に順次詰めてゆきます。
今日は3部屋目の半分まで詰め終わりました。
ウド、キミツ、1番、2番の4部屋で構成されている我が窯。
3部屋目というのは、1番の部屋ということになりますが、そもそも何故
登り窯はいくつもの部屋に仕切られているのでしょうか?
 一概に言えないのですが・・・、自分の場合に限って言えば、それぞれの部屋で肌合いの違う焼けを得やすくするためです。
薪を最も多く投入するウドでは濃い色合いの、激しい焼けが得やすく
後ろの部屋に行くに従い色合いの薄い焼けを狙うからです。
焼けの違いを得るためには、素材の粘土の種類を前後の部屋で変えることにより、より効果が得やすくなりますので窯焚きの技術だけで変化を付けられる、と言う事ではないのです。

 局面毎に持っている技術を駆使してみても、狙う結果は得にくいということが言えるでしょう。粘土を造るところから窯詰め、窯焚きまでの一貫した道筋を睨みつつ、地道に各工程を積み上げてゆくことこそ焦点の定まった狙いに近づく唯一の方法なのではないかと、生意気ながらそう感じます。そういったことをつらつら感じながらの窯詰め作業は、これまでの
道筋を振り返るよい機会でもあり、またいろんな不安、かすかな希望
などが頭をよぎってゆく独特な時間です。
 後2日程で最後尾の2番まで詰め終われそうです。
テンション上げてゆこ~!。




流れ

          見えぬ


 窯の前方にある部屋から作品を詰め始めています。
最も多く薪を投入するこの部屋を「ウド」と呼び、景色の激しい焼けを得られる特徴が挙げられます。
薪を多く投入するということは、それに比例して灰も多くなるということで
その灰が作品に降りかかり、やがて灰の融点に到達すると作品の表面を溶けた灰が流れる、という具合です。
従って、多くの方がイメージされる焼き締めの代表的な焼きは、このウドから生み出されるのです。

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 窯詰めに際して、気を付けることが幾点もあります。
ある偏った作品の詰め方をすると、炎の流れも偏り極端な温度差が出来てしまい全体を上手く焼き上げることが難しくなります。
また、後ろの部屋に通じる空間を確保し過ぎても、しなさ過ぎてもよくありません。バランスよくかつ、よいあんばいに詰めて行く加減が肝要なのですが、僕はまだその感覚が摑めていません。
炎がどう走るのか、また走りやすい箇所をどの程度ブロックするのか等々分からぬことばかりです。
先天的な窯の癖を知り、焼きあがった結果を検証しながらあんばいを摑んで行く他方法はないようです。

 



窯詰め

       直前


 作品を窯に入れる前段階のボタ作り中です。
ボタとは器体表面に焼けの変化を付けるために施す、いわば装飾の類と思ってもらえばよいでしょう。
1300℃でも焼けないほどの耐火度を有する土を、作品の一部分に被せることでその部分が炎に触れず、その他の直接炎を浴びる箇所との区別をつけることが出来ます。
 様々な形に沿うようにかなりの数を作っては、扇風機で煽り強制乾燥しながの作業です。
広くはない仕事場が、まさに足の踏み場のない状態が幾日か続いています。後3坪ほど仕事場が広ければ・・・そんな欲張りの気持ちが湧き上がってきつつも、狭いなりに何とかやりくりしてゆく術が備わってゆくものなのでしょう、床面積が減ってゆくことが妙に嬉しかったりもする今日この頃です。

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 今後の予定は、明日からぽつぽつ窯に詰め始め4月中旬頃に火入れ、
という段取りのメドがつきそうです。
窯の空焚き後、作業を進める度にア!アレがない、オ!コレもない、と
東奔西走する有様。窯業地ではないこの地で適当な代用道具を探すのは結構手間隙掛かるもんだなぁ!と改めて感じる昨今でもあります。
まぁ、何にしてもこのケツに火のついた状況って夏休み最終盤の
てんてこ舞い状態に酷似している・・・。
そうなる前からもっと気合入れてやっときゃ~いいのに!
あ!この言葉も聞き飽きるほど聴き倒した記憶が鼓膜の奥にこびりついてらぁ。
幼少期からの、成長のカケラなし!ということですなぁ。


 





無事

       終了


 一昼夜半に及ぶ空焚きを終えました。
約5年ぶりになる窯焚きだったので、感覚を取り戻すためにも実際の
窯焚きを想定し薪をくべるタイミングを探り、また自分なりの窯焚き理論の予行練習をしてみながら焚いていました。
予期していなかった危険なことも多々起こり、改めて火を扱うことへの緊張感を失ってはいけない!と肝に銘じた次第です。

 本番の窯焚きでは1週間昼夜を問わず薪を焚き続けるため、仲間の助けが必要になってきます。初めての窯焚きになる友人と父が本番に備えて、今回の空焚きに参加してくれました。
拙い指南にもかかわらず、各々飲み込みの速さを発揮してくれて頼もしい窯焚き師になってくれそうな予感がします。
お二人さん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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 目標の1000度には僅かに届かなかったものの、収穫あり課題発見ありの意義深い空焚きでした。
近所の仲間が大勢応援に駆けつけてくれたことも嬉しかったなぁ。
皆さんありがとう。


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