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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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空焚き

       開始


 作品を詰めて焚く前に、窯が蓄えている湿気を飛ばすために行う空焚きをします。
過度な湿気は作品に亀裂を起こしやすく、また窯焚き中の温度管理を
難しくするため、床や壁が保持している湿気を抜くのです。
 窯内部は耐火レンガで覆われていますが、湿気を抜くと同時にレンガ自体を焼いておくことで、その後の窯焚き本番時の順調な温度上昇の布石になるというわけです。


DSC04664.jpg


 様々なやり方があるようですが、僕は窯の中に広葉樹の薪を井桁に組み上げました。焚き口からの熱によって、いずれこれらに着火し内部温度が次第に上がって行く仕組みです。
4つの部屋全てに薪を組み上げたので、計算通り行けば順次後ろの部屋の薪が着火してゆく、はずです。
目標温度は1000度。
なるべくゆっくり時間をかけ目標温度に達するのが理想です。


DSC04666.jpg


 今日の昼前から空焚き開始!でっす。


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やること

       山積


 ここ数日間というもの、常に何かに追われているような感覚を持ちながら日々が過ぎてゆきます。
そう、まさに過ぎて行く!あっという間に過ぎ去って行く!そんな感じです。やらねばいけぬことがあり過ぎて、でも上手くそれらを消化してゆけなくて・・・困ったものです。

 追い込み!とカッコつけてみても内実は物事が一向に捗らないことばかり。そんな渦中にいる自分が言うのも変ですが、窯を焚くということはこんなにも大変なことだったのか!と想いを新たにしている昨今です。
窯焚きに漕ぎ着けるまでは、まだ幾つものハードルを越えなくてはなりません。
 なんて言ってみても、何が大変で、どれ程捗っていないのか、これからどんな困難があるのかなんて具体的に告白するつもりはないので、当然皆さんに自分の置かれた状況が如何なるものか、などは伝わらないでしょうが・・・ひとつはっきりしているのは、頭が混乱しまくっているということでしょう。困ったものです。
 数年後、初窯を控えたこの時期を振り返った時に困った!困った!状態の自分の姿をこの日記上で晒しておくことが、笑い話になっていてほしい、そんな願いを込めて書き記しているに過ぎないのでどうぞ、お構いなく願います。
 
 先日、窯焚きに必要な道具が出来上がってきました。

DSC04643.jpg


 左から、窯最後尾の煙突へ抜ける煙や炎の量を調節する弁の役目を果たす、ダンパー。
窯の横焚き口を塞ぐ小さな蓋。
正面焚き口を塞ぐ大きな蓋。
それぞれ、熱を蓄え歪むことを前提にしないといけないので、
かなり分厚い鉄板で作っています。薄く作ると軽く扱いやすい反面、熱で反り易い訳なので。
これらを開閉させるための仕組みに必要な滑車やワイヤー、金具諸々
何かと物入りです。
頭が痛ぇや!


DSC04644.jpg



茶道具

       避けて通れぬ


 やきものを造っていくうえで、茶の世界に背を向けていては何か片手落ちだよなぁ、感を否めぬ自分がいます。
かといって、自分が抱くイメージが・・・近寄りがたい雰囲気を漂わせている茶の世界に飛び込んで行く素養がないのも、また事実。
中途半端な知識と、勝手に抱くイメージを胸に仕舞い込んでいるだけでは何もはじまらない!と踏ん切りをつけ、造って恥をかきながら勉強していってみようと思います。
 茶碗、花生、茶入、水指、香炉、建水、灰器等々。
分からないことだらけですが、造り続けてゆこう。

DSC04640.jpg


 



師匠

       個展案内


 我が師匠、脇本博之氏の個展が東京・青山のギャラリー青山において
17日から開かれています。
http://www.bizenpottery.com/index.html

 会期は25日までなので、是非見に行かねば!と思っています。
弟子の自分が師の個展案内をするというのは、何とも生意気というか
出過ぎたマネのように感じるところがあるのですが・・・
その気持ちをどこかにしまい込んで告知いたしまーす。
 雪の舞う昨今、底冷え日和ではありますが、東京・青山散策と参りましょう。本日、18日は師が在廊です。

 



簡単!

       自分車検


 日々の友、愛車軽トラックの車検が後2日で切れるということで
昨日ユーザー車検に行ってきました。
 
 まず、数日前に電話予約を入れます。
予約日に車検場に赴き、受付で必要書類を書き込み、自賠責やら重量税、エコサイクル料金等を払い込みます。ここまでで20分間。
そして車に乗り込み、流れ作業的な点検ラインに身を委ね
3項目の点検を行います。
排気ガス成分の検定、ライト、ブレーキの検査、車体下部の点検。
以上の3つです。
指示されるがままに各工程を進み、出口に至るまでの所要時間は
5分間。
最後受付に書類を持って行くと、その場で新しい車検証やフロントガラスに貼り付けるシールをもらえます。
これにて車検終了で、ほぼ30分の行程です。

 車検に掛かる金額から推測するに・・・かなりきちっとした整備点検を
必要とするのでは?と想像していましたが、実態はこんなに簡略な点検で終わってしまうのでした。
初めてのユーザー車検ということで、車検通しベテランの知人が付き添ってくれたことで滞りなく済みました。が、それを差し引いても充分素人でも
車検を通すことが可能なんだ!と身を持って体感出来ました。
 今回の車検代35,750円也。
軽自動車ならではの安さですが、これを業者に頼むと最低限の整備、点検、交換パーツ代で74,000円の見積もりでした。

 まあ、いろんな考え方やしがらみがあるのでしょうから、一概に言うのは語弊があるかもしれませんが・・・普段から車検代の高さに疑問を持っておられる方がおられれば、自分で通すことをお勧めします。
難しいことは何一つありませんから。

DSC04636.jpg



ワラ

       使いみち


 作品を窯に詰める際、ワラを器体へ巻きつけると
ワラの成分と土の成分が反応して、触れていた部分が紅く発色します。
備前焼の世界ではヒダスキと呼び、多様な焼けの種類のうちの1つに数えられています。
映し出された線が緋色のたすきの様に見えることが呼び名の由来だそうです。

 我が窯で備前焼のようなヒダスキが得られるかどうかは未知数ですが
焼けのバリエーションを増やす意味で、是が非でも美しい緋色を出したい!と目論んでいます。
 ワラジや米俵を結う紐、ムシロなどワラが生活のいろいろな場面で活躍していた時代には、ワラの硬い芯を柔らかくする「ワラつぶし」という道具が三和土の土間に置かれていたもんだぁ、とはワラを分けてくださった農家のおじいさんの弁です。
僕の場合は便利なる「わらつぶし」がないので、秋に刈り取った稲穂を乾燥させ、小槌で叩き、硬い芯をクタクタになるまで柔らかくします。
 
DSC04633.jpg

 ワラでも銘柄によって長さや太さが違うものらしく、
今回の初窯では2種類使って発色に違いが出るものか試してみます。
画像下の、色が濃く長いワラは古代米です。
いわゆる紫米。太く長く、しかも芯が硬いので柔らかくするのに時間が掛かりそうですが、何となく力強い緋色を生み出してくれそうな印象を与えます、なんてったって古代っていうくらいですから・・・が、恐らく発色自体はどんなワラでもそう違いはないのでは、と冷めた予想をしている自分です。よい意味で予想を裏切ることを祈ってますよ!古代米ワラさま。


 





食器へ

       追い込み


 制作の最終段階に入りました。
食器を大小、幾つかの形を造っています。

DSC04629.jpg


 皿の次は鉢、その後は小物を造り足してキリをつけようと思っています。
が、作品乾燥棚を見渡すと当初造りたいと、頭に描いていたものの
半分もカタチに出来ていないような気がして、今更ながら実力のなさに
ガックリしちゃっている今日この頃なのでありました、とさ。
出来るものなら最初から造り直したい!そんな気が沸々湧き上がってくる始末。

 この日記の更新が滞り気味になりつつありますねぇ。
いくらか中身のあるものを書いてゆこうと思っていますが、最近えらく
視界が狭くなっていることを自覚していて、また気持ちのユトリもどこかへ去って行っちゃいました。
以前は日々何を書いていたんだろう?なんて振り返りたい気が起きますが・・・まあ、こんな時があってもいいやなぁ!なぞと自己弁解しておるわけでして。
 とにかくも、がんばろうっと!



今更・・・

       冬来る 
 
 ここ3日ほど薪ストーブ生活、復活です。
冬本番の実感がないまま通り過ぎたと思っていた今冬。
体の感覚も気分も春に足を踏み入れていただけに、ここ数日の冷え込みはこたえます。
こたえる!とはいっても気温は10度弱ほどあって、決して寒い真冬の気温ではないのですが、冷気に晒される回数がほとんどなかった今冬に
体がふやけてしまい、実際以上に寒さに敏感になってしまった様です。
 今年に限っては三寒四温という言葉が当てはまらないと感じていましたが、これはこれで春本番への順当な足取りなのかも知れません。
インフルエンザが例年に遅れて、今更活動を活発化させているようですし、 寒暖の差も激しいので体調を崩しやすい時節です。
どうぞ御自愛くださいませ。



お似合い

       組み合わせ


 窯焚きの燃料になる赤松の薪が積みあがりつつあります。
スコーンと風の抜けがよかった窯場に薪の垣根が立ち上がり、
陽と風を遮る壁が出来たようです。
薪ストーブの横に薪の束が置かれると、俄然冬の雰囲気が増すように
窯の横に積んだ薪が窯の存在を浮き上がらせるような印象です。

DSC04621.jpg


 単独で窯が横たわる姿しか見ていなかった自分の目に、
薪と窯が並列した姿はとても新鮮かつ勇気を与えてくれ、停滞しがちな作業の進み行きに弾みをつけてくれます

軒高いっぱいに積んだ薪の量は今日現在600束弱。
置ける場所が減ってきたので、モノをあれこれ移動しての置き場確保に
精を出しています。後400束ほどをなんとか窯屋根の下に入れ込まないといけませんなぁ。
 で、実はこの薪積み上げ作業中に転がり落ちてきた薪を見事、ひろ~い額で受けてしまい10針ほど縫ってきちゃいましたっ!
えへっ!おバカここに極まりって感じです。

 額に血 思い出したる ブッチャーよ

へっ、お後がよろしいようでぇ・・・。



さらば薪

       ようこそ薪


 ここ数日、我が家の冬場生活の象徴である薪ストーブに火が入りません。日中から深夜にかけて22~25℃の室温を保っていますから、当然焚く必要などないわけです。
この冬の薪消費量は昨年に比べ3分の1程の量でした。
火を絶やさぬ日が続いた昨年、夕方から朝にかけてしか焚かぬ今年。
家の軒下に積み上げた薪の入れ替えが2回で済んでしまうなんて、いかに今冬がぬくかったかを端的に表しています。
火を焚くことに生き甲斐を感じる自分にとっては、かなり不完全燃焼の冬でした。

 この不完全燃焼の心が向かう先にあるのは・・・4月に予定している初窯焚きです。赤松を1週間ほど焚き続ける窯焚きは、薪ストーブを焚き足りなかった物足りなさの穴を埋めて余りある程になるかも知れません。
 窯焚き用の赤松を岡山から搬入して10ヶ月経ちます。
その間、陽当たり絶好の場所に積み上げて乾燥を進めていましたが、
いよいよ今日から窯場に引越しを始めました。
軽トラックの荷台に薪を積み上げ、移動。窯から2m程離れた階段状になった薪置き場へ積み上げれるだけ積み上げてゆきます。
全部で1200束の薪の移動です。仕事の合間を縫って、後数日かかりそうです。
 薪ストーブ用の薪運びが終わった後の、窯焚き用の薪運び。
こんな肉体労働の繰り返しなんだろうな、僕の人生。



 



削れ

       削ぎ落とせ


 ひも状にした粘土を積み上げて後、幾日か経った、ある頃合を見計らって硬化し始めた粘土に鋭い刃を入れ削ぎ落としてゆきます。
柔らかな粘土を積み上げる工程上、構造的に必要だった肉の厚みを
削いで行くと曖昧だった輪郭が、鮮明な意思を持つ器へと脱皮する。
そんな感覚を持って、積む→削るの工程を味わっています。


DSC04614.jpg


 構造強度上必要な肉厚をケチって積み上げてゆくと・・・
建造物同様、崩落の危険性大!



積め

       重ねろ


 粘土をひも状に伸ばし積み上げてゆく。
前にも書いたように人間の根源的作業に通ずる行為だと感じます。
理論上ではこのひも造りで出来ない形はないのです。
底を造り、思い描いたカタチに沿うよう積んで行くのですが、イメージ通りに積めたためしはありません。
技術不足と鮮明なイメージの維持力不足、根気不足。
不足だらけの現在。
一生を通して挑戦し甲斐のある課題だと感じます。
イメージと合致するカタチに積み上げる、ということは。


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