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そーなんです
いってきました。積んできました。かえってきました。 昨日の予告通り、朝のハヨから山を発ち、途中この情報提供者である T氏に同乗してもらい東房総へ向かいました。 道半ばで美しい朝日を拝み、爽やかなる秋風を額に受け気分爽快! 渋滞なくスイスイと目的地に到着。 出足はすこぶる順調なのであった!
着いた現場は既に家の解体が終わり、頂ける梁材は親切なことに 1箇所にまとめて置いてくれています。
ただ、地面に敷いていた鉄板も解体業者がきれいに撤去して 進入路の表層が土であることに一抹の不安を感じつつ、でも材に横付け しないことには作業が捗らぬ!ということで恐る恐る・・・バックで進入。 ソロリソロリ、程よい距離まで材に近付いた時、ニュポッ!!! 覚えのあるある感触が後ろタイヤから伝わってきました。 そうです、ハマってしまいました。 積み込む予定の材を横目に見ながらのタイヤ脱出大作戦。 T氏の助けで何とかぬかるみから抜け出られたものの 地盤のしっかりした所に停めざるを得なく、材からかなり離れた位置 まで前進。
最大限伸ばしたクレーンがやっと届くか届かないかの、作業能率の悪い位置です。材を積み込む方法は一つ。 クレーンの安全可動範囲までワイヤーとロープを使いたぐり寄せ、 改めて材の重心を吊って荷台へ収めるしかありません。 この時点で今日の作業は長丁場になることを覚悟しました。 すんなり行かないのが我が人生、我が人生に悔いナシ!
昼過ぎまでかかって24本の古梁材を積み込みました。 5時間以上掛かりはしましたが、ここでもT氏の勘所を押さえた見事な 働きに助けられました。

肝心の材は、表面こそ囲炉裏の煤で汚れてはいるものの チェンソーで切った断面を見る限り、ひと皮削れば素晴らしい表情を見せてくれるに違いないと思わせる様な色気漂う良材です。 これほどの材で組み上げられた古民家は移築再生こそが相応しい道のりなのでしょうが、その縁に恵まれませんでした。 T氏を介してそのような材に出会えた事、そして無事運び終えた事 またその材を窯に捧げられる事を感謝しております。 この材に関わった方々、家主の方へお礼申し上げます。 ありがとうございます。
厳密に言うと・・・ 2t以上積み込んで走行すると過積載違反になりますが 前回の鉄鋼スラグ運搬同様、限度の倍は積み込んでしまったことを トラックに謝る気持ちも併せ持つことを付け加えておきます。

現場に唯一本残してきた材。 尺二寸角(360mm)の大黒柱、欅です。 昔の大工の仕事振りがホゾ穴を通して伝わってきます。 この材は彫刻される方の先約があって持ち帰れませんでした。 なれば、彫刻に使わないであろうホゾの部分だけでも・・・ との願いを込めてメッセージを残し、帰途に着きました。
Tさん誠にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。
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