側溝
大雨に見舞われる度に、足元の砕石が雨水で流されます。 排水の為の水勾配が巧く取れていない事で、流れ込んで欲しくない場所に土砂混じりの雨水がどっと!押し寄せます。 前回の大雨の時に水道(みずみち)がどのように走っているのかを 観察していたので、大体の水の流れ、そして勾配を修正せねばならぬ問題箇所を摑みました。 普通、山の治水にはコンクリート製の側溝を多用するものです。 が、施工を自分でやるにしてもそれを必要分買うとなればべらぼーに高いのです。 まして土木会社に工事を依頼、となれば目玉が飛び出る程の金額になってしまいます。もちろん、安定した性能を発揮するので長い目でみればコンクリ側溝を埋設することが一番経済的なのかも知れませんが・・・。
用意出来るまとまったお金がどこをつついても出てこない以上 急場しのぎの策を講じるしかありません。というわけで 敷き詰めた砕石をめくり、地盤の粘土層の勾配を整え直す方法を取りました。幸い粘土層はカチコチに固くよほどの急流にならなければ 水で削り取られる心配はないので、砕石と粘土層で簡易側溝にしてみました。
 ささやかなる試験と称して、水の流れを作ってみました。 実際の大雨となれば、勢いも破壊力も凄まじいことがわかっているので ほんの気休め程度のものなんですが・・・

一応予測通りの勾配が出ました。 この方法で住居周りはひとまず終了。 次は窯場周りと広い斜面の水路作り。その次が前々回の大雨で地すべりを起こした法面の改修とまだまだやること盛りだくさんです。 この好天を無駄に過ごしてはならんのであります。
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