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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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災難

       可哀相に


 今朝早くにドンドン!と号砲が鳴りました。
すぐ近所の保育所での、運動会やるよー!のお知らせです。
とはいえ、僕自身は爆睡状態ですから聞いていないのですが・・・
この辺では公共性のある行事が行われる日の早朝に
そのドンドン!が大抵聞けるそうな。

 早寝早起きの両親がそのドンドンを窓越しに聞いたその直後、
別のドンドン!!が窓を襲ったのだそうな。
何かの物体が家の窓めがけて突っ込んできたのです。
しばしその衝撃の正体が何か分からなかったそうですが、
外に出てみて!!!
鳩と名の分からぬ小鳥が地面に横たわっていたそうな。

 父の想像ではドンドン!の号砲に驚いた鳥達が闇雲に飛び、
透明のガラスを壁と判別出来ずに突っ込んできたのではないか?
そう仮説を立てていました。
だとすれば、喜びの号砲のはずが・・・一転、実弾入りの散弾銃をぶっ放したことと同じ結果をもたらしてしまったと言えます。
 横たわる鳥を見て、初めは気絶しているのだろう!と思った父は
唐辛子を擂ったもの(液状のもの)を鳥の口に数滴たらしたそうです。
何のために?
父の幼少時代にそのまた父(僕の祖父)が、気絶した鳥に対して
そうしていたらしいのです。
想像するに、ピリピリする唐辛子エキス(タバスコ?)を
口に落とされたら鳥のみならず人間だって飛び起きてしまうことでしょう。
荒治療ですが・・・効きそう。
そんな遠い記憶が蘇り、気絶だろうと思った鳥にそれを施してみたそうな。果たして、鳥は微動だにしなかったそうです。

 可哀相に、凄まじい勢いで窓に突っ込んだのでしょう。
ぶつかった窓に血痕があることを、少し後に気付いたそうです。
せめてもの救いは苦しみを長く味わうことなく、逝けたのではないかな
と思えることでしょうか。



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どんどん

       また来るからな


 本日も出稼ぎ日でした。
昨日の沢蟹ショックを引きずりつつ、あの現場を通ってみました。
犯人は犯行現場に2度訪れる、の格言(?)通り
その後どうなったかを(どうにもなり様はないけれど・・・)確認するために。
 潰れた甲羅は跡形もありませんでした。が、アスファルトに3点蟹ミソが黒いシミとなり、生きた証を留めていました。

 さて、今日でこの現場での仕事はおしまいです。
昼食時間、長い期間に渡りお世話になったスマイルフェイスの施主さまと
定休日以外は通い詰めた食堂に向かいました。
その名は「どんどん」。
田園地帯に佇む大衆食堂です。常連の客でいつも賑わうこのお店。
僕も期間限定ではあるけれどしっかり常連客の仲間入りを果たしていました。
 僕を惹きつけて離さない魅惑のメニューがここに存在します。
豚ピリ定食。これこそが昼近くになると僕の狭き頭を占領する逸品なんです。脂身タップリの豚肉をニンニクと唐辛子で炒め、とろ~りあんかけが
肉に絡み付いています。
湯気をたなびかせながら目の前に置かれると、もうその空間は
僕と豚ピリ2人だけの世界になります。

 店に行った回数をはっきりとは覚えていませんが、少なくても40回は
くだらないでしょう。その40回の内たった1回だけを除き
全てこの豚ピリを注文し続けました。
1度だけ浮気をしてみたものの、しっくり来ず翌日から又豚ピリの元へ帰ってきました。ごめんよ、浮気してしまって!と呟きながら。
 とにかく僕にとって豚ピリの旨さは抜群でした。
まさに郡を抜く旨さ、です。くどいですが。
ご飯は当然大盛り2杯。途中からは注文聞きのお姉さんが
含み笑いを浮かべながらテーブルに近づいて来るようになりましたが、
そんなのお構いなくメニュー表には一瞥もくれずに、クールに
「豚ピリ、ご飯大盛り」そう言い放ちます。

 この現場の仕事が終わるということは、
豚ピリとの距離が離れてしまうことを意味します。
仕事が片付いて嬉しいものの、この味としばしお別れになるのが
すっごく惜しい。家から30分の距離ですから行って行けない場所では
ないけれど、ガソリン高騰の今豚ピリを食べるためだけに行くのは
気が引けます。
どんどんの支店が長柄に出店!
そんなあり得ない望みを胸に秘め、明日からまたがんばりましょう。

 今日の豚ピリ今までで一番旨く感じました。
お世話様でした、お施主様。
さようなら!豚ピリさま。


 



ごめんよ

       後味わるい


 久しぶりの出稼ぎに行ってきました。
かなり長い期間通わせてもらっていた現場なので、
通い始めの頃から今までの季節のうつろいを感じることが出来ます。
普段見慣れた山風景を抜け出し田園風景へ、ちいさなちいさな旅
をした気分になります。

 のんびりした田んぼの中をこれまたのんびり車を走らせていると
3匹の沢蟹が道を横切っているのが見えました。
稲刈りを終えた田んぼからの引越しでしょうか?
体の大きさの違う3匹の蟹が一塊になってゆっくり横断している姿を
カメラに収めようと車を脇に停めました。
この通りはめったに車が行き交わないので、のんびり気分で
カメラを向けようとしたら・・・
 後方から4tダンプがやってきました。
蟹の位置と、車が通るであろう道筋を予測するとちょっとヤバイ感じの位置関係です。
とっさに手を挙げ停車を促しましたが、見事に無視され
速度を落とす事なく通過。
と同時にミシャ!という切ない音が3つ。

 4tダンプは後ろタイヤに片側2本を履いていますから
その分太いんです。1匹だけでも助かれ!と瞬間的に祈りましたが・・・
ダンプの運転手を責めることは出来ません。
何故って、自分の車を路肩に停めたばっかりに
それを避けようとしてダンプの通る道筋が変わったわけですから。
3匹の蟹に悪い事をしてしまいました。
 もっと悪い事に、潰れ出た蟹ミソを見て喉の奥の方が
確かに蟹ミソのあの味を思い出してしまっていたんです。
そんな自分を我ながら残酷な野郎だと感じました。
・・・・・・・でも、でも蟹ミソ!ありゃおいしいからなっ。
だからまあ、仕方ねーよ!ドンマイドンマイ!って言い訳にならない身勝手解釈をして責任逃れをしながら家路に向かいました。


DSC03370.jpg


 しばらくは3つの個体を見るたびに
あの蟹達を思い出してしまいそう。
特に奥の大きさの違う角鉢なんて蟹に見えたりしませんか?
・・・・・・・・僕だけか・・・



 



まんぷく?

       うん、満腹

 昨夜の豪雨から一夜明け、爪跡の数々をこの眼に収めました。
毎朝通る町道の法面が幅10m,高さ4mに渡って崩落。

DSC03363.jpg


 通りかかった時にはほぼ土砂を片付けた後でしたが
作業員さんによると、道幅3分の2位まで埋まり2トントラック
15台分を運んだ!とのことでした。
削られた法面を観察すると表層だけが崩落しているだけなのに
およそ30トンもの土砂量になってしまうんです。
土は安定した状態の時は大した量に感じることはありませんが
その状態が崩れた時には約1.5倍の体積に膨れ上がります。
 安定している時はかなり圧縮されているという事なのでしょう。
山の造成時には、実際に体感しましたから・・・

 さあ、帰って山の傷跡の復旧作業だ!
その矢先にまたも豪雨、です。
昼過ぎまで再びタップリ降ってくれちゃいました。
雨上がり、屋根の樋掃除(遅いっ!)
そして水道(みずみち)となった所から流出した砕石を集める作業。

DSC03364.jpg


 おーい!砕石どこへ消えたんだ?
ここだよー、ここ!


DSC03365.jpg

 U字溝の蓋を開けてびっくり。
6mに渡ってこの状態で、見事に砕石が水を堰き止めていました。
道理で昨夜は湧き出る温泉よろしく、ここからボコボコ水が溢れ出ていたわけだ!
いくらなんでも、これは食べすぎだよU字溝くん!

 大雨毎に被害が出る山の治水を真剣に考えなければ!
黄河を鎮めた者が国を制する、でしたっけ?
規模はまるっきり違いますが、今の僕の心境はそんな感じです。
崩落、流出を防いだ者がこの山を治める。
やれるだけやってみよう。

 昨夜のこと、雨脚の一番強烈だった頃に山まで車で駆けつけてくれた
友人がいました。過去の山の被害を知ってくれているとはいえ、
冠水箇所だらけの道を飛ばしてきてくれた彼。
何か手伝う事があると思って!兄貴と慕う友人の言葉。
危険を冒して駆けつけてくれるその気持ちが本当に有難かった。
その後お隣さんも山を降りて来てくださった。
 
 山の暮らしには仲間が必要だ。
僕らにはこんな強力なる仲間がいてくれる。
ありがたい。ほんとありがたい。


 



また来たな!

       持ってけ、豪雨


 先ほど8時前からバケツをひっくり返したような雨が降った長柄です。
時間雨量100mmに近い雨でした。
家の裏が一瞬にして池になりました。
山の斜面に降り落ちた雨が幾筋もの流れになって
家の裏に落ち込んでくるのです。
それプラス屋根の樋の排水能力を超えた雨量だったので
ほとんどの雨が滝のように地面へ落ちてきたからたまりません。
ホント一瞬で大きな池が出来てしまいました。

 ヘッドライトを付け山の見回りをしてみると・・・
何箇所もの砕石がゴッソリ雨に持っていかれています。
夜は視界が通らないので、被害の全体像が摑めませんが
前回の大雨より更に被害は大きいようです。
明日の朝、豪雨の爪跡を目の当たりにするのがたのし、いえいえ
恐ろしいです。
今もまだ強い雨足ですので、外を気にしつつ明日に備え、
早めに寝ましょう。
 皆様もどうぞ気を付けられます様に。




135m

       地下の世界


 我が家は井戸の水に頼って生活しています。
埋設済みの水道管までは800mもあり、自己負担での水道工事を
したら1000万円近い費用が掛かるとのことでした。
そんな訳で井戸掘削をする以外選択肢はなく地元のさく井業者に
依頼しました。

 掘削を依頼した業者さんは近隣の水脈データを持っていました。
が、魚群探知機の様な機械がある訳でもなく何を元にデータを集めるのか?とても不思議だったので聞いてみました。
返ってきた答えは過去の掘削実績と地形から読む、とのことでした。
つまり、経験の深さと勘が頼りという事です。
技能を要する職人の世界では経験と勘がモノをいう!
それと同じことなんだなと、その時は合点がいったものでした。
案の定、掘削前の段階で口にしていた深さに到達したところで
濁りのない、無色無味の水に行き当たったのですごいこの人!
と思ったものでした。
 深さの確認をしてもらいたい、ということだったので
先端に重しのついた紐を手に持ち腕を少し上げ下げすると・・・
確かに重しがトントンと地底をノックする感触が伝わってくるのです。
釣りをする方ならばその感触は珍しいものではないのでしょうが、
深さ135mの地底に手先が届いているかのような感覚は
何とも感動的でした。

 地下から掘り出される粘土を素材にしてモノを造っている
自分ですから、皆さんと比べると地下という存在をより身近に感じているのではと思われます。
そんな自分でも普段気に留める事はない130mもの地下。
一体どんな様子なんでしょうか。
水脈があるんだから少し位は空洞らしきものがあるものなのか?
どれ位以前に形成された層なのか?
その深さに流れる水は一体いつ頃降った雨が浸透したものなのか?
興味は尽きません。

 地球上で飲料可能な真水はわずか5・6%しかないそうです。
つくられた水ではなく、地に浸透しながら搾られていった水
を生活や仕事に使わせてもらっている、という事実。
忘れてはならないことなのでしょう、ね。
毎分40ℓ前後の水量が得られる135m地下の水脈。
ありがたいものです。

 井戸水は夏冷たく、冬温かい。
これは本当でした。すごいことです。





やぶれたり~

       皆勤賞


 日記更新が難しい日が月に何度かやってきます。
時間にゆとりのない日、ネタのない日。
ネタはあっても公開出来ないものであったり、
頭の働かない日。
書きたいことはあれど文章にまとまらない。
そんな幾つかの理由が重なった日には、更新を諦めようか!
そう思ってしまいます。
 
 諦めるまでもなく、ただの日記なんだから何かの想いに縛られる事無く
書きたいことを好きに書き綴っていけば良いじゃないか!
不定期更新だって良いじゃないか!そう思う自分も確かに居ます。
一方で、せっかく始めたんだからもがきながらでもお前の継続力を試してみろよ!という内なる声も聞こえてきたりして・・・
 更新してゆく理由は人それぞれなのでしょう。
自分にとっては、「継続させる」という事への挑戦の意味合いが
含まれているんじゃないかと、そう感じています。
皆勤賞を目指しているのも、その1つの表われなのでしょう。

 つくづく、窮屈で損な性質だなぁ、と感じますが
これも自分をカタチ造る心の1つのパーツなんだと思うと何やら
愛しい欠陥部品の様に思えてきました。
 
 さあ、これからも欠陥部品ばかりで構成されている自分を
楽しみつつ皆勤賞目指して継続してゆこう!
 



一番乗り、のはず!

       ありゃりゃ


 遅寝遅起きの自分には珍しく6時起床。
今日は娘の通う保育所の運動会があります。
保育所からの通達で、席取り確保は6時半以降にお願いします
との事でした。
席取り?
狭い園庭とはいえたかだか100人ちょっとの園児達の運動会に
席取りなんぞ必要か?とたかをくくっていましたが、
万が一の為に!と思い6時過ぎにビニールシート片手に
保育所へ行ってみました。

 まさか席取りのお父さん達が並んで待っている、なんてことは
ねーよなー!なんて思いながら・・・
駐車場にいやにたくさんの車が停まっているではありませんか。
車を降り園庭入り口に向かっていくと、
まさか、まさか!
お父さん、おじいちゃんの男ばかりが15,6人列を成して並んでる!
うそだろ!嘘じゃありません。
皆揃いも揃ってシート片手に並んでる。
これはどうみても席取り軍団に間違いありません。
 寝ぼけ眼をこすりつつ最後尾に立ちました。
先頭はいったい何時にここへ来たのか?
しかも、保育所長は園庭出入り口の門に手を掛け、今まさに
通達されていた6時半より10分も早く開門させようとしている!

 これってプロ野球の日本シリーズ最終戦の席取りに
あまりに多くの人が並んだために開門を予定より早める
あれと瓜二つの状況だ~!
所長の手が!あ、開門!
15人の男達の無言のプレッシャーに気圧されたか?
先頭グループは既に本部席の周りを占領した。
あそこが1等地なんだなぁ、なんてつぶやきながら
南向きの陽当たり良好な席を確保!やった~!

 一度家に戻り、時間調整。
席は確保したし後はのんびりと運動会開始時刻前に園庭に到着。

DSC03341.jpg 


 人口8500人の長柄町民のうちの3%位はここに集まっているだろうか?かなり賑やかな雰囲気です。
園児中最年少参加のわが娘は、お菓子置き場まで走りお菓子をもらってから親の元まで駆け寄る競争!!に参加。
普通、親元に勢いよく駆け寄る筈ですが、唯一男親が参加した我が家
父親の顔を眺めはするものの、勢いよく駆け寄るほどの魅力は
僕に備わっていなかったようで見事ダントツ最下位。
いいさ、いいさ!どうせ母親には・・・かないっこないさ。

 会が進むにつれ席取りの先頭グループが
こぞって本部席の周りを確保した訳が分かりました。
ビデオカメラ全盛の今、親の手元には決まってそれが。
逆光にならぬ位置があそこなわけか!と合点がいきました。
よし!ならば来年は6時前に並んであそこを確保しよう!
と心に誓うのであった。

 最後に微笑ましくも衝撃的な事実を・・・。
運動会開催の危ぶまれる天候時、決行の場合は
園庭で狼煙(のろし)をあげます云々・・・
前日配布の連絡紙にそう記されていました。
素敵すぎます、わが長柄。





引き続き

       右肩上がり


 先日略奪したスチール棚に塗装を施しました。
いかにも事務機器の色合が強い灰色色を塗り替えたかったんです。
窯場の棚として活躍してもらう以上、そこの色合いになってもらいましょう。

DSC03336.jpg              


 窯屋根の柱を黒く塗っているのと、以前造った棚1号も黒なので
という理由で棚2号も黒に変身!
黒以外の色が思い浮かびません。
色彩感覚の乏しさが如実に現れてしまいます。


DSC03333.jpg

 塗装中に電話が着信。
スチール棚を略奪したそのすぐ
後、実はもう一箇所気に掛かる
場所に声を掛けてあったのです。
そこは普段人の居ない倉庫で、中古の事務機器が外にも溢れている
一見ゴミ屋敷風の一画なんですが、いかにも使えそうな逸品が
野ざらしにされています。
 スチール棚獲得で勢いに乗っていた自分は
野積みされた中の3つを譲って欲しい、とメモを残して帰ってきました。
そこの所有者からの着信だっのです。
いいですよ、譲りますよ!とのこと。
 
 早速取りに向かいました。
堅木天板のローテーブル2台と用途の分からぬスチール製の台。
1000円で3つを引き取ってきました。

DSC03334.jpg


 これらにも塗装を施しそれぞれの活躍の場へ設置しました。

DSC03340.jpg


 重さ35kgの手ロクロの台となった用途の分からぬ台。
君の第2の人生の舞台は僕の仕事場だよ、がんばれ!
微妙な色合いだなぁ。ワインレッドが綺麗なので支柱は塗らずにおいたけれど・・・微妙な色合いだなぁ。

 





またかぃ

       統廃合


 わが町長柄は人口8500人の小さなちいさな町。
昨年は周辺7市町村での合併話の行方を、どうなる事かと気に掛けていました。
結局その合併話は棚上げの様な、先送りの様なはっきりしない状態になりましたが・・・
まだどうも決着のつかぬ問題のようです。

 どの地方でも抱える問題なのでしょうが、
ここ長柄町内でも公立の中学校が統合されて1校のみとなり、
3校ある小学校が2校になるような話もちらほら聞くようになりました。
そして今日聞いた話では2箇所ある保育園も1つに統合されるそうです。
 過疎の町の範疇には入らないと思われますが
これだけ身の周りで統廃合の動きが起きると、この先の
町の成り立ちを危惧してしまうものです。
どうする、どうなる、どうなりたい!わが町長柄。

 法人、自治体の合併統合話はよく耳にしますが・・・
これからの時代は
おい、聞いたか!あそこのラーメン屋とここの喫茶店合併するらしいぞ。
それになぁ、あの山田と田中も家族合併するってよ!
 
 そんな合併話が日常に起こる日が来るかも知れず・・・・・

 
 

 



どれ?

       いいんですかーっ


 ここ数日何かの巡り合わせが良いようです。
そろそろ仕事場にあれが要るなぁ。
窯場にあれが要るなぁ、なんて頭をよぎったものが手に入ってしまうのです。

 今日の獲物はスチール製の棚です。
用事を済ませた帰り道、倉庫の中身を撤収している現場に
行き会いました。
以前リサイクル店だったその倉庫を興味津々に覗いてみると・・・
片付けはほぼ終わりかけでしたが
陳列棚として使っていたスチール棚だけが残っています。
一見して程度の良いものに目星を付けつつ
作業員さんに声を掛けてみました。

 どこへ持っていくんですか?
ガラクタは処分、売れるものは東京に持って行く。とのこと。
これは?とスチール棚を指差すと、間髪入れずに東京!
と言われてしまいました。
そりゃあそーでしょう、このサイズだったら中古でも15000円
はするでしょうから。
 スチール棚全部、東京ですか?
声を掛けた時点でこちらの狙いはとうに読まれているのが分かっていますから、厚顔無恥もいいところ・・・ではあるけれど
空々しく聞いてみました。

 少し間が空いて・・・・・どれ?
どれが欲しいの?
あれなんかいいですねぇ、と目星を付けたものを指差すと
車は何?
積めるの?
はい、軽トラだから積めます。
僕はもう軽トラに向け一歩を踏み出していました。
こーいう時は迅速さが肝要です。
当然狙いを付けた棚にベタ付けです。若い作業員に手伝ってもらい
積み込み終了。
腕組した年配の作業員にお礼を述べ、おいくらですか?
と尋ねると、いいから持って帰りなよと言ってくれたのであった。

 さすがにそりゃ、むしが良すぎるわけでコンビ二に走り
3時のお茶と菓子を買って御代代わりにさせてもらいました!とさ。

DSC03315.jpg

 厚かましさが右肩上がりの自分。
どこまで行く事やら。
しかもこんな話をネットに流さないでもよかろうものを・・・


 





・・・それって

       旨いの?


 夜。
虫の鳴き声が響く仕事場にて粘土をいじっていると
どこからか、ものをおいしそうに噛み砕く音がする。
網戸越しに聞こえる外からの音ではない。
近い。

 手を止め音の正体を探った。

 居た、いた。

DSC03305.jpg

 コウロギ君、君だったのか。
で、何を食べているの?
ワラ?
それとも・・・・・僕の足菌???
・・・・・・・・・・・・・・ブチッ!ワシャワシャ、ワシャワシャ。
その音ならワラを食べているんだね。
よかった、よかった!
なんかの菌が移っちゃうかも知れないと少し心配してしまったよ。
けれど、ワラを食べるんだコオロギ君は。

 腹がふくれた後は、きれいな声音を聴かせておくれ。
 
DSC03307.jpg 

 三和土の土間に妙に相性のよいワラ草履とコオロギ。
蚊も入ってしまうけど、夕方は出入り口を開け放とうかな。
きっといろんな声音を聴かせてくれる虫達が来てくれることだろう。

DSC03312.jpg

 虫の目にはこんなふうに映るのだろうか。


 その後鳴き声はしない。
腹をくだしたからか、はたまた雌だったからか、定かではない。


               汚い表現の数々、申し訳ありません。




助走

       変わりゆく様


 長いこと主不在の状態だった仕事場が
俄かに活気付いてきました。まだまだ多くの時間が
粘土造りに費やされてはいるものの、一日中この空間に居れる
ことを心地よく感じます。

 と、同時に過ごす時間が増えると共にモノが溢れ返り
元から狭い仕事場が、更にどんどん狭く感じる様になってきました。  


DSC03294.jpg


 材料と作品と道具と人間、そしてやきものには関係ないもの
が雑多に絡み合い機能してゆく!
こんな絵柄を長いこと思い描いてやってきたんだよなぁ、なーんて事を
今日ふと、感じ入っていました。

DSC03296.jpg


 整理整頓の不得手な自分ですから、仕事場はこれから
ますます雑多具合が進んでゆくことでしょう。
まあ、それはそれで仕事がその分進んだってことを意味する
のですから、一概に悪いことだとは言えないわけで・・・
 って、誰に言い訳しているのでしょうねぇ・・・






縁起物

       左馬(ひだりうま)


 やきものの世界では、初めて焚く窯に入れる作品のサインの横に 
手書きや篆刻印で、左馬をしるす慣わしがあります。
その由来は、
左馬は「馬」の字が逆さに書いてあります。
「うま」を逆から読むと「まう」と読めます。「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよいものとされているそうです。  
 
 そんなことを篆刻の趣味がある知り合いに話したところ、
その方が幾種類もの左馬を彫って来てくださいました。

DSC03286.jpg

 
 指先の器用さに加え、デザイン感覚も秀でる方なので
完成度の高い仕上がりです。

DSC03288.jpg

 少し昔には飯茶碗にだけしるす慣わしだったのが
今では食器全般に広がっているようです。
ですから、これらを有効に使わせて頂くためにも食に関する
全てのものにしるしたいと思っています。

 Tさん、どうもありがとうございます。
皆さんにささやかながらでも福が行き渡れば好いな!
というような心積もりで作陶させてもらいます。

DSC03291.jpg

 これらにも捺しました。
福が宿っているだろうか?





遡ること

       27年


 ご近所のN夫妻から黄桃とぶどうを頂きました。
併せて生産者であられる長野県の藤岡 東氏ご本人が書かれた
と思われる、直筆の説明書2枚も添えてくださいました。

 その文章を読んでみると、
今でこそ良く耳にする有機、低農薬という農法を
27年前から着手され幾多の困難をも乗り越えて来られた様子や、
農園の紹介などが書かれています。
27年も前から商品としての果物を有機、低農薬農法で提供しようと
していた生産者がおられた、と言うことに驚きました。

 早速黄桃を食べてみました。
おいしい!ホントにおいしいです。
岡山の桃が日本一だ、と勝手に思い込んでいた自分でしたが
その思い込みがぐらつきました。(どんな思い込みじゃ、そりゃ!)
生産者の歩んできたであろう苦労の軌跡に想いを馳せて頂いた事が加味されて、更においしく感じたのかも知れませんが・・・
迷いなくファンになってしまいました。
 詳しくはホームページがあるようなのでこれ以上下手な説明は不必要。
http://www.valley.ne.jp/~cerfeuil/seisansya/fujioka.html

        

          DSC03280.jpg


 おいしい果実、素敵な農園を紹介してくだすった
Nさん、どうもありがとうございます。で、ご馳走様でしたー。






完品

       脱殻


 日本晴れの気持ちの好い一日。
久しぶりに会うやきもの仲間と庭で談笑していると
栗を拾っていた父が僕を呼びました。


            爬虫類の苦手な方はこの先ご遠慮くだせぃ。


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恐るべし

       製品粘土


 昨日に続き冷たい雨が降っています。
今日は石膏で型を取る作業です。(睡魔に打ち克った!)
雌型となる原型をロクロで水挽きします。
今回は半円状の形を必要としているので、ロクロでごく普通に
ボウルを挽きます。
120mmから300mmの口径寸法の違う7つのボウル。

DSC03223.jpg


 この原型に使うグレイの粘土は近くの陶芸材料店で
買ってきたものですが、このように製品化された粘土をロクロで
挽くのは初めての経験でした。
ビニール袋に詰められた、石おろか砂の粒子さへ混入してなさそうな
ツルツル粘土。
 どうしてわざわざ新たに粘土を買ったのか?と言うと
石膏の混ざった粘土を窯で焼くと熱で膨張した石灰分が破裂
してしまうことから、一度石膏の型抜きに使ったら再利用出来ないものなので、手を掛けて造った自分の粘土を使う気になれないから、なんです。

 そんな訳で、使い捨て粘土のつもりで買ってきたこの粘土。
挽いてみてびっくり!しました。
挽きやすい。いくらでも薄く挽けてしまえそうです。
ロクロが上達したような錯覚に陥る粘土です。
恐ろしい奴です。
僕が親しんでいる粘土とは、明らかに違いました。

 この先ロクロが巧く挽けない時は
この粘土を使えば・・・・・
なーんて、睡魔の次は魅力的な粘土の誘惑に襲われそうな
情けない僕です。



 


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そりゃ!今だ

       取り入れ


 小雨降り止まぬ一日。
こんな日はとにかく眠くなる。

皆が働いている時間帯に寝てちゃいけんじゃろう!
と、一応眠気を覚ますフリをして多少でも罪悪感を減らしつつ
目は寝る場所を探している。
金属屋根に当たる雨音を聞きながら・・・スーッと寝付く。
起きたらあれとあれをしよう、などとつぶやきながら。 



 よく寝た。
夜より昼の睡眠の方がより深い眠りについている様に感じる。
罪悪感は眠りの中に埋没され、起きた時には跡形もない。
都合のいい野郎だ。


DSC03213.jpg
 
 植木鉢に盛り、乾燥させている粘土が気に掛かる。
そろそろ、取り入れ時期に来ているはずだ。
水分を程よく残している状態で室内に取り入れる。

 同じ種類全ての粘土の取り入れが済む頃
まとめて土練機にかける。
それまでは大きなビニールに包んでおこう。

 明日も雨、だろうか。
又睡魔にやられるのだろうか。
2日連続の昼寝はさすがにちょっと、
罪悪感が勝るに違いない、そうの筈、・・・たぶんそう、であろう。






どうしてだろう

               やわらかいから


 原土を砕く土造りの合間に
やわらかい粘土に触れてみると
・・・・・そのまま時間が過ぎてゆきます。

 やっぱり粘土が好きなんだな、僕は、と実感します。
モノを造る感覚よりはヤワラカナな感触を楽しむ感覚、
といった方がよいのかな。

DSC03206.jpg

 根源的な営みの延長線上に居るような、そんな心地よさを感じます。

 秋雨前線が居座りそうな今週は、
土に触れる時間がますます増えそうです。





土のうつわ

       うつわの形をした土


 

 幾千通りの姿にも変現させられるであろう土を使い
自己を表現するやきもの屋。

 自分は何を表現したいのか?
表現するほどの自己を持ち合わせぬ人間はどうすれば?

 自分が自分らしく在りたいように
土も土らしく居させてあげたい。
釉薬を施さない焼き締めだから、尚のこと。  


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 土を感じるうつわを造りたい。



三温四寒?

               おにぎり食べて汗かいて


 真夏を思わせるような陽気でした。
気持ちも身体も秋に踏み込んだつもりになっていましたが
まだまだ9月初旬だったのを、思い出させてくれる1日でした。

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 車で5分の所にながら道の駅があります。
今日はそこで新米祭りがあるというので行って来ました。
収穫したてのお米を、おにぎりにして振舞おう!祭りといった感じです。
売店裏の工房でつくる味噌を使った、お味噌汁。
同じく工房でつくるアイスクリーム。
取れたてきゅうりの味噌和え。
そしてメインの長柄米おにぎり。

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 新米とはこんなに旨いものか!と感動しました。
まるでもち米のような、もっちり感。
ん、ん~!し・あ・わ・せ。
お米無しでは明日への希望を持ち得ない位、
お米好きな自分にとってはたまらんお祭りでした。
 おいしいおにぎり、お味噌汁、きゅうりを振舞ってくださった
太っ腹な生産者の皆様、本当にご馳走様でした。
・・・で、明日は何時からお祭りですか?
へっ!?今日だけですか・・・・・。
・・・はい、残念ですが。

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 たらふく頂いた代わりに、ほんのささやかではありますが
道の駅ながらの紹介をさせて下さい。
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/road/eki/data/contents/station/chiba/chi170.html

 道の駅として認定されてからはまだ日が浅いのですが、
生産者の皆さんと店員さん、そして工房のスタッフさん一丸となって
新鮮、おいしい、兼価の3拍子揃った生産品を
提供しておられます。
 是非お立ち寄りくださいませ。 




そろそろ

       冬支度


 夏の終わりに冬支度。
何だかおかしいようですが、本当なら
夏の始めに冬支度をしなくてはいけないんです。


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 冬の暖を薪ストーブに頼る我が家では
ストックされた薪を割って、夏場の日差しの当たる場所に
積み上げ、薪の乾燥を進めておきたいのですが・・・
切羽つまってからでないと動かない悪癖が
幼少の頃から連綿と繋がっているわけで・・・。

 町内の友人は、今日車を走らせ雑木の薪を調達してきました。
エライ!

 友人に感化された自分も、そろ、そろ動かないとなぁ。

 千葉は温暖な所だと言われていますが、
おっとどっこい!そうではない地域の方が多いんです。
ここ長柄は千葉のチベット(・・・おおげさだけど)と呼ばれているそうな。
本当に寒い地域の方からしたら、鼻で笑われるでしょうが・・・
実際に薪ストーブを使う人がかなり居られるのは事実です。

 僕に限らず薪ストーブを持つ家庭は
そろそろ動き始めないとなぁ、と感じていることでしょう。






違い

       鉄ばなし  1


 様々な鉄の刃はやきもの道具として重宝されます。
やきものの弟子だった頃・・・
粘土を削ぎ易い刃とそうでない刃があること、を知りました。

 刃の類はホームセンターかやきもの道具を扱う
業者から入手していました。
それらをグラインダーで加工し、用途に合う道具を造っていたのです。
が、ある作家の仕事場で偶然手に取った
鉄の道具の重さに驚いてしまった事がありました。
自分の道具と比べて、鉄の厚みや大きさの違わないそれがとても重いのです。
聞いてみると古い鋼だから、という答えでした。
 そこで初めて知った鉄の違い。
昔と今の鉄では、似て非なるもの!と言うのです。

 その話を聞いてから、手に取った時にズシッ!
と感じるような鉄を探し始めました。
数少ない情報から、日本刀の原料である玉鋼(たまはがね)
の産地が島根県にあることを知ったのです。
休日に島根へ向かいました。
やきもの道具に日本刀?
いえいえ、そうではなく島根の安来(やすき)という所は
昔から鋼の生産が盛んな場所として有名なので
その界隈をうろつけば、何か手掛かりがあるのでは?
そう思ったわけです。

 案の定、でした。
店構えの古そうな金物屋を見つけ、店主に話をすると
和釘(わくぎ、古い釘)や農機具の刃などを扱う店を教えてくれました。
所謂、古道具屋。
店の外に何気なく並べられています、鈍い黒い色をした物体が。
和釘、鋸刃、脱穀機の刃です。
手に取ってみて、ニンマリ!
重い、ずっしり重い。
・・・でも、・・・・・高い。
錆に覆われたこんなのが、どーして1本4000円とかするの?
髭をたくわえた強面店主に話を聞くと・・・

 人間もそうだし鉄もそうだ!!
現代のモノ、や人の創りが底辺から違う!
鍛えられ方が違うんだ!
薄っぺらじゃないんだ!
そんな事を口走っていた様に記憶していますが、
妙に納得した自分だったのもよく覚えています。
 結局、脱穀機の刃5本、髭剃り、鋸刃各1本を買いました。
負けて貰って6000円です。
高いのか安いのか判断はつき兼ねましたが
直感的に、これは好い!と感じたモノだったので満足していた筈。
 
 その時の鉄を今日削ってみました。

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 表面の黒錆を削ぎ落とすと
えっ!これって銀?と言いたくなるような
とてもしっとりした艶っぽい表情をみせてくれました。
ただ、この銀色のままでは道具としては使い勝手が悪いんです。
さて、どうするのでしょーか?

 答えは又の機会に。


 



去来

       さんぽ


 仕事の合間に、
どれ!秋を見つけにゆこうかね。


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 三度登場のアジサイ。
名前がやっとわかったねぇ。
玉あじさい、蕾が真ん丸の玉だから・・・。
ようやく8分咲き。


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 畑からはみ出す勢いのトマトさん。
お花は淡い黄色のヒトデさん。


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 三つ子ちゃん、お目見えでーす。

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 狙うは栗か、それとも僕、か?


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 そこに隠れているのは誰じゃ?
ポッ! あの、そのー 
照れ屋なホウズキさんか!


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 どおよ!
わたくしを見て御覧なさい。
堂々と生きるのがわたくしの信条でございますのよっ! 


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 一足お先に色めいて
二足お早く還るのよ、ふかふかぬっくい土のうえ。


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 ホウノ葉ベットに身を横たえるミズキの葉。


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 アキの滴。
山の更新、日々着々と・・・・・




引越し

       樽から鉢へ


 砕いた粘土を漬物樽に入れ、水を張ってから
一週間が経ちました。
粒状の粘土に水が染み入って、ヨーグルト状態になった
のを見計らい樽から揚げました。

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 固い粘土であればある程、水が染み込んで行くのに
時間が掛かります。あまりに短時間で樽から揚げてしまうと
粒の内部まで水の浸透が行き届かず、
硬い状態のままの粒が出来てしまいます。
それを<コツ>と呼び、成形時に扱いづらい粘土になってしまうので
それを避ける意味でも、時間を掛けて浸透を行き届かせます。

 今日は3樽分植木鉢に移し変えました。
植木鉢ですから器の底部に穴が開いています。
そこから粘土が漏れないように布を敷き込み、
樽から柄杓で掬い上げ植木鉢へ。
 粘土から染み出た余分な水を植木鉢が吸い取り
やがて粘土の塊が出来上がる、という仕組みです。
硬すぎず、柔らかすぎずの時期を見逃さずにしないといけません。

 今回の3樽分は全て同じ種類の粘土です。
後8種類の性質の異なる粘土があるので、
これと同じ行程を辿り立派な粘土へと変貌していくのです。

 とりあえず9分の1、引越し完了。





賢いのぉ~

       生きる術


 山の樹を観ていると
たくさんの面白い事に気付かされます。
落葉高木が多く植生している、
この山の樹の特徴は、陽の恵みを受けようと
我先に上に上に幹を伸ばしている様が見受けられます。

 陽の当たる少しの隙間を目指し、
そこに向け猪突猛進したのだろうと想像する樹ばかりです。
つまり、幹の中途に枝を張り出していないのです。
枝を張らずに上に幹を伸ばして行かなければ
生存競争に敗れてしまう、そういった厳しい環境なのでしょう。
 本当なら幹を分け、横に広がる樹形であるはずの樹が
細い幹のまま、フラフラと真上に伸びゆく姿を見る度に
そーかそーか、大変じゃったろうになぁ!
なんて、祖父のようなやさしい眼差しで慈しんでしまう自分です。

 感心してしまうのが、
陽の当たる高さに到達したら、ここぞとばかりに大威張りで
枝を八方に張り出すのか!と思いきや
そうではないのです。

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 同じ高さにお隣さんの伸ばした枝がある時には、
少し手前で枝を伸ばすのを控えているのです。

 つい人間の社会と自然界での在りようを、
比較してしまう事が癖になりつつある自分です。
一体、どちらが賢いのでしょうか、樹と人間では。


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 節度のある樹の生態を見れたかと思えば・・・
一方、こちらは自力で樹の形態を保つ事の出来ない者。
藤の木です。
写真に収まっていないので分かりづらいでしょうが、
実生で育ちつつある藤が、隣でグングン枝を伸ばすねむの木に
長い触手を巻きつけているんです。

 藤にとっては、成長の早いねむの木が隣にいることをこれ幸いに
思っていることでしょう。
藤の触手に触れられたねむの木の幹には
既に、がっちりと巻きついてはいるのですが、
藤のしたたかな生き様から想像するに・・・

 ねむの木を枯らしてしまうほどの締め付けは
していない筈です。
自分が大きい藤の木になりたければ、
その命運を握るのはこのねむの木だからです。
大きく育つ為にのみ必要な存在、でしかないのでしょうが
こうしないと生きてゆけない生態なんですね。
 
 この先も観察を続けてみましょう。
藤の賢さ加減を。



 




記憶の記録  15

       2005・晩夏


 内外装共に木工事がほぼ終わり
内装の仕上げに取り掛かる。
石膏ボードのビス穴、ジョイントの凹部に水で練ったパテを埋めてゆく。
 赤ん坊の寝付いた時間に妻がそそくさと作業。
追いつかない分は、頼もしい助っ人のTちゃんが頑張ってくれる。

 U君は大工道具を順次片付けて行く。
スッカラカンになった現場は、とても広く感じる。

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 シナ合板で造り付けの食器棚、テレビ台
本棚、物入れ等多数造ってくれた。
締まりのない空間が、それらの造作でメリハリのある
空間に変わった。


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 食器棚以外は薄めた柿渋で塗り仕上げ。
柿渋担当のTちゃん、再び頑張る。

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 安価な厨房用器機を並べた台所。
向かいの作業台は、妻が浸透性のオイルを3度塗り。
シンプルで使い勝手の好い台所になった。


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 上の白い箱は、内装の壁に塗る漆喰が
練られた状態で袋詰めされた製品。
着色されていないので、外壁の色を決めた時と同様に
好みの色を造り出して行く。
色とりどりの鉱物、弁柄(べんがら)を混ぜ込み
イメージに近い色を探す。




持つべきもの

       山道具


 山に暮らすにあたり、
持っていたいモノがいくつかあります。

 幾つかの道具と
何事をも面倒臭がらない気持ち、です。
草刈機、チェーンソウ、軽トラ、ユンボ、一輪車、竹箒、
そしてその気持ち。
 併せて7種の神器、とでも呼ばせて頂きましょう。
道具が揃っていても、扱う人間がいないことにはどうにもコト
は進みません。
道具を揃えず、人力で全てを片付けるのも大変!

 切っても切れぬ関係の道具と人、です。
偉そーなこと言って、そのわりに道具を大事にしない自分なんです、
実は・・・。
先日も、自家用ユンボでチェーンソウを踏み潰してしまいました。
道具を扱う人間がアホだと神器が神器を
アヤメル結果になってしまいます。

 僕の場合、7種の神器にもう一つ追加しましょう。
少し先の予測をする力、これを加えて8種の神器。

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 全然関係ないですが・・・
 
七転び八起きってことにしておきましょう。

 


 





うんうん、

       わかる、わかる!


 そうだよね、そーゆーとこ落ち着くよね。
壁が両脇にピタッと迫っていて
ちょっと薄暗い感じ。
おじさんも好きだねぇ、そーゆーとこ。

 おじさんもお前さん程の大きさなら
間違いなく、そこはお気に入りの場所だね。

 


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雨でも晴れでも、朝でも夜でも

               いつでも笑顔


 やきものでの収入がない今の僕。
造成工事、庭造り、草刈その他いろいろな
仕事をして食い繋いでいます。
そう、まさに<食い繋ぐ>といった感じそのもの。
必要に迫られれば何でもやってきました。

 田園地帯の広がるのどかな風景に、きりりと建つ漆喰壁の家。
邸宅の横にスーパーハウスがあり、
その壁にお絵かきをして欲しい!そんな仕事依頼でした。
今回の仕事も普段の付き合いの中から
生まれ、そしてやらせて頂いたものです。

 この邸宅の主はつい先日日本国籍を
取得されたばかりの元米国人?の旦那さんと
吉本興行所属、なんて冠を被せても好いほど楽しい奥様が
住まわれています。
 旦那さんはここで英会話教室を開いておられます。
そこでそのスーパーハウスの壁を看板代わりに、と言う事で
目立つ印をペンキで描きたかったそうです。

 原案は既に決まっていました。
スマイルフェイス!
ニコちゃんマークです。
ちょっと懐かしい感じ、ですよね。


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 主の似顔絵?
なんて声も聞こえちゃったりしますが、
彼の楽しい人柄をそのまま伝えてくれるマーク、
としてうってつけだと思います。



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 妻が下絵を描き、僕が塗る。
分業で仕上がりました。
ちょ、ちょっと、くどい気もしますけど・・・まあ、いいか。

 英会話教室のHP
http://www.webbenglish.com/

 


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 帰り道、虹をみました。
くっきりはっきりの虹ではない儚げなその姿、
どれ位の人が気付いたのでしょうか・・・。








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