これでいいのだ!
昼過ぎに窯の粘土被せが終了しました。 長い期間レンガむき出し状態でしたが、ようやく服装を まとった本来の姿へと戻りました。
・・・思えば ヒビの打ち消し作業に追われていたのが、去年の11月。 埋めても埋めても翌朝にはパックリひび割れて どうしたものか、と途方に暮れていたあの頃。 やり直そう!と決めた今年の初め、から早8ヶ月も経ってしまいました。 けれどこうして粘土を被せ終わり、振り返ってみて感じる事は 手間と時間の掛かったこの一連の作業をしたことで、 ようやくこの窯が自分に馴染んだなぁ、って気がします。 ん?逆かな。 僕が窯に馴染んだ。そうです、こっちです。
ほんの少し負け惜しみが混じり込んだ感想ではあるけれども、 この山で掘り出した粘土を使うことにこだわり、 こうして形が出来上がったのですから、よし!という感じです。

窯修復レシピ 長柄粘土 1t、 鉄鋼スラグ 5t 水 たくさん セメント 微量 愛情 ありったけ 励まし てんこ盛り(ありがとうございます。) 以上 明日からは叩きの日々がしばらく続きそうです。
今夜の月はとても冴えています。 いい夜だなぁ。
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