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・・・しげしげ、と
ひょっこり空いた時間。 何かの拍子に自分の掌を眺めていた。
ん、こんなだったかなぁ。 掌の印象が以前と違っているように感じる。 どこが? 以前って? どこってわけでもないけど、何か違うってことは確かなよう。 以前っていつの事かは忘れたけど、こうして掌を眺めるのって 久しぶりなのは確か。
とっても曖昧だけど、しわの濃淡や線の構成、関節の太さ 肉付き、大きさ、それら全体が変わったよう。 なんて事無いコト、 なのかもしれないけど いずれこの手からたくさんのモノが造り出されるって想うと、 以前と変わりのない手でモノを造るより、 変わりゆく手でモノを造ってゆきたい。
そう、感じた。
涼しい夕刻、車の中で。
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