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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第3回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ
湧き上がっている昨今です。
秋の窯に向け再始動します。



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なんだ、これ

       柔らかい素


DSC02806.jpg
 
 衛星写真の様にも見える?これは先日から乾燥させていた
長柄産粘土のその後です。
水分を多く含んでいた泥状の粘土を植木鉢に盛り、陰干しさせ
余計な水分を蒸発させた後に手で揉んだものの拡大写真なんです。


DSC02803.jpg


 これがいわゆる菊練(きくねり)をしている途中の状態。
両手を使い、上体の重みを利用して粘土に圧を掛けながら
中に入り込んだ空気を押し出すんです。
紋状のヒダは右手の手のひらで押し込む際に出来てゆくのですが、
この文様が菊の花に見える事から菊練と呼ばれています。

 ここまで練ってみて感じたのは、想像以上に粘りが強く手触りも
良いので、結構おもしろい使い方が出来るかも?と言う事です。
土の質感がとても好いので、これを損なわずに上手く活かせれば
土の息吹を感じる器を造れるかも知れません。
やはり見た目だけで評価するのでなく、この手を通した触覚を大切にしないといけないなぁ、と改めて感じました。


DSC02807.jpg

 菊練の最終形。
力の入れ具合を弱めながら、少しづつまとめ込んでゆきます。
やきものの世界では、土揉み3年、と言われています。
それ程会得に時間が掛かると言われるこの菊練。
 僕にとっては実に4年ぶりの菊練でしたが、身体に染み込んだ技は
色褪せずにこの身へ宿っていてくれました。
練るまではとても不安だったんですよ、まだ練れるかなーって・・・


 よかった、よかった。









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