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粘土・漆喰
窯に被せる土の収縮率を試すために、 砕いた粘土に水を滲み込ませ泥状にしたものを、植木鉢に盛ります。

こうして1週間程陰干しをすると水分だけが蒸発し、手で練れる位の粘土が出来上がります。 今日はほぼ4年振りに水に浸した粘土の感触を味わいましたよ。 そうですねぇ、その感触ってのは例えると、漬物の糠床に手を突っ込みかき回す時のあの抵抗感に似ています。 ヒンヤリ冷たく、指に絡みついてくるあの独特な触覚。 そう、暖かい時期は冷たくて気持ちいいけど、 冬のあの冷たさと言ったら・・・・・・・ 粘土も同じです。 植木鉢に盛った泥状の粘土のその表面を見ていて、あっ。 この表情を凄く好きだったのを思い出した! 何の作意も無く盛り上げた粘土のその表情。 素材感タップリ。瑞々しい。おいしそう!?
そういえば仕事場の壁に塗りこんだ漆喰の表情も、こんな感じなんです。

試行錯誤で塗りながら仕上げの表情を探していた時、これだ!見つけた!と心躍らしたその表情は、粘土同様素材が波立つ様な荒い感じ。 その時意識はしていなかったにせよ、自分の琴線に触れる同一線上のものに辿り着いたんだと今日気付いて、うん納得。 好きなものに囲まれれば、そこは心地好いと感じるものです。
壁、天井ともに漆喰で仕上げた空間はとても落ち着ける場所。 僕の大好きな場所。
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