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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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やきものの素

              
       粘土のこと
  
        


 やきものの原料、粘土の話です。
先日触れた原土を紹介します。僕がやきものの勉強をしたのが岡山の備前焼ということで、手持ちの粘土の大半は備前産です。
それと千葉産が少し。それぞれ性質の違う粘土になるので、種類で数えると9種類になります。下の写真が種類別にシートで覆った粘土達です。
             


DSC02700.jpg


 田んぼの下から掘り出したもの、山肌から削り取ったもの。
グレー,おおど色、黒、茶色。
十人十色と言いますが粘土もまさにその通りです。
見た目も性質も実にバラエティーに富み、それらを全て把握するのには時間が必要なのです。
 どんな用途で使うものか、どんな焼けを出したいのかで粘土の配合具合を変えて行き、適したものを探す作業を繰り返し試す期間が必要です。


DSC02702.jpg


 シートをめくって粘土を見てみましょう。
これはグレーの濃淡混じりのものです。手持ちの中では割合細かい目の粘りの強い粘土です。
おそらく徳利やぐいのみ、一輪挿しなどの小物に適したものだろうと感じます。おとなしく品の良い性質なのでこじんまりまとまった、静かな佇まいの作品が良いのかなと思うからです。
 このように、とても主観的な想いで粘土の使いようが決まるので、固定観念を強く持ちすぎるのは危険だと言えるかも知れません。
その粘土が持つ個性の可能性を活かせるかどうかは、作者がカギを握っているのですから。
 やきものの世界ではこんな格言があります。
一土二焼け三作り(いちつち、にやけ、さんつくり)
良い作品を会得したいのならば土、焼け、作り、どれもが大切な要素だけどその中でも、土の勉強は特に怠るなということらしいです。
 


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