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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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     砕き屋


 仕事場の外、下屋にこの四角い鉄の物体が居座っています。
大きさ1㍍四方、重さ300㎏の、いかにも仕事をしてくれそうなこの機械は通称フレットと呼ばれる粘土粉砕機です。


DSC02694.jpg


 粘土を粉砕?イメージが湧かないですよね。
やきもの制作において母体となる粘土の入手方法は3通りあります。
1.粘土掘りの業者から掘り上げた原土を買う。
2.陶芸材料販売の店や業者から、出来上がった粘土を買う。
3.自分で粘土のある場所から掘り出す。
 粘土掘りの業者が存在するってことが驚きでしょうが、窯業地には複数のそういった職人さんがおられます。
山や田んぼの下に眠る層になった粘土を探し出し、昔ながらに人力だけで掘り上げる方法(手掘り)、重機を巧みに使い粘土の層だけを削ぎ取る方法があります。どちらも職人芸、名人芸と評価出来る見事な技です。

 僕は1の方法、原土をt単位で入手します。
原土とは、まさに掘り出したまんまの無垢な粘土です。何十万年から何百万年も層として地球を形成してきたモノを、そのままこの手で触れるのですから感動しますよ、
これは。

 そうして掘り出された粘土を乾燥させて写真のフレットで砕きます。
乾燥した粘土はかなりカチコチですから、ある程度細かくしないと
水をしみ込ませることが出来ません。土の組織を完全に壊さない
位に調節して砕く事を念頭においてやります。


DSC02695.jpg

 この2つの鉄の車輪が同心円状に回転し硬い粘土を粉々にします。
いろいろな工夫がなされた強力な武器だといえます。
窯から剥がした粘土を近々これで砕く予定です。


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