木の道具、鉄の道具
今日はやきもの作成を効率良く推し進めてくれる、言わば縁の下の力持ちである道具達を紹介します。 まず亀板、差し板。 写真手前の円盤状の5枚、角を落とした8角形の3枚。 これらが亀板です。それぞれ盤の裏に下駄を履かしているのが見えますか? ロクロの天板とこの下駄の間に接着剤代わりの粘土を挿みこみ、お互いをしっかり固定させます。

ロクロ天板は取り外しが出来ないので、この亀板が簡単に取れたり又付け直したり出来る,仮の天板という訳です。 何を作るかで使う粘土の重さや、器の底面の径が変わりますから幾種類か大きさの異なる亀板を作ると便利なんです。成形後、下駄で浮いた隙間に棒を差し込み、てこの原理で棒を上げると亀板が簡単に取れるんですね。 ロクロで成形し終えたばかりの粘土はとても柔らかいので、それに触らずに移動出来ちゃう優れものです。 そして上の写真奥にある長方形の板に、亀板ごと置きます。 この板が差し板です。 亀板を載るだけ載せた後、乾燥棚に差し板ごと移動。 こんな事を説明して何になるのかな?と思いながらここまで来ちゃいました。 つまらん文章だろうけど、まあいいや、行ってしまえー。

これらは細 工用の道具達です。使用頻度の高い物を並べてみました。左側の2つ以外は木を削り、又は鉄を加工して作ったものです。 いずれも手に良く馴染んだものばかり・・・。 砧(きぬた)、張らしコテ、かきやぶり、押さえコテ、しゃもじ、削ぎノコ等を使い形を作り上げます。 実際に作陶生活に入ったら又詳しく紹介させてもらいましょうか。 えっ、もういいって。
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