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六地蔵山坊主

Author:六地蔵山坊主
 お蔭様で第4回の窯焚き、窯出しを無事済ませることができました。
遅々とした動きですが、確実にに前進している・・・そんな実感がじわじわ湧き上がっている昨今です。
春の窯に向け再始動します。



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ほんわかと・・・

       いろづく山

 時間に追われるように過ごすこの数ヶ月。
足元の山でさへろくすっぽ見つめないまま、暮らしてきました。
もったいない!ほんともったいない。ここで暮らすことで与えられる恵みを授からないまま、時が過ぎ行きました。
裡なる感覚をどこかに置き忘れてきたような・・・。
それを取り返す術はないのだろうけど、せめて自分の体内時計をリセットしてみよう。
 陽なる山の気配に誘われて、山をぶらぶらしてみたら儚くも美しい桜に負けず劣らぬモノたちがここそこに点在していることを再認識。
劇的に変わり行く山の変化に改めて感動!です。

DSC05674.jpg


 黒モジのピシッと延びる枝の先端に打ち上げ花火。
背景には年々増殖してゆく地べたに咲く桜、芝桜。

DSC05673.jpg

 一枝に異なる2色が寄り添う源平桃。
どちらが源氏でどちらが平家?

DSC05671.jpg

 誰が名づけたガマズミと・・・・・。
もぉちょい可憐な名前がよいのでは。

DSC05666.jpg


 いわずもがななるクリスマスローズ。

DSC05668.jpg

 一面褐色だった盤が勢い豊かな緑に侵食されつつある。まるで旗色悪い軍が逆襲するように・・・そう、オセロ盤のごとく・・・。

DSC05681.jpg
 
 山が変化を進めるなか、こちらも。
空洞だった窯の中が次第に作品で埋められてゆく。
詰まれる作品の数が増え、密度が高くなるほどにテンションが上がってゆくのを自覚する昨今です。


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その後

       台風一過。


 山に深く根付く樹の数々が、昨晩の猛烈な風によって幹半ばで多数折られていました。コナラ、クヌギ、ミズキらの落葉樹に被害が多く出ました。針葉樹に比べ頑強な根を広範囲に伸ばす広葉樹ですから、風による倒木はないだろうと思ってはいたものの・・・
陽が高くなった午後、山を一周し被害の全容を目にした時今回の台風9号は風台風だったと改めて感じました。

DSC05123.jpg

 窯場上のミズキの一番太い枝が裂け落とされていました。

DSC05124.jpg

 家と窯場の間にそびえ立つ樹高15mを越えるコナラは幹をへし折られ
宙ぶらりん状態。

DSC05122.jpg

 成長が山一番早いミモザは支柱ごとひき抜かれ根が浮いています。

DSC05126.jpg

 毎台風ごとに倒木する敷地隣の杉林からは今回3本の杉が
寝ころがされています。その他ざっと見える限りでは10数本幹半ばでへし折られているのを確認、手入れのされていない杉が風にめっぽう弱いということを如実に露呈している様は、日本の森林が抱える諸問題の縮図を観る様でなんだかモノ悲しいです。

 この台風一過の後始末をしながら感じたことは、
へし折られた枝や幹というのは弱きものだということで淘汰されたモノなんだ、残ったものが強者で折れたものが弱者なんだということ。
自然界ではごくごく普通に行われる営みの一部に過ぎないということ。
この樹の、この樹形好きだな!なんていうこちらの想いや感傷などなんの意味もないということ。
耐えて存続するか、敗れて朽ちるか。
ただそれだけのことなんだ、そんなことを感じました。
 



きたきた!

       台風上陸


 西日本に上陸した後、勢力の衰えた台風が関東へと進路を向けることが常です。ところが今回は勢力の衰えぬまま神奈川の小田原に上陸とのこと。
久しぶりに台風の猛烈な威力を目の当たりにしています。
確か・・・2年前に直撃した時はここ長柄は丁度台風の目の通過線上にあって、台風?どこに?なんてとぼけてしまえるほど静かな時間を過ごすことが出来た覚えがあります。
 現在、朝方になり多少雨風共に弱くなっているものの、
昨晩10時から3時程の間の時折吹き襲う風の威力は凄まじかった!
大袈裟でなく家が揺れました、風で。
軒先もろとも屋根がひっぺがされそうな、そんな恐怖におののいていました。懐中電灯を家の裏手に向け、そびえるコナラが右へ左へ揺られる様を見ていると、まるでコンニャクが指にはじかれビヨ~ンビヨ~ンとなるかの如くクネクネしていましたし。
いつ家に倒れてきても不思議でないほどの揺すぶられかたでした。
正直恐かった!


 まだ夜が明けず未確認ながら倒木や家の破損、山の崖崩れなどは無いようです。少しだけホッ!
大西洋上で発生するハリケーンが年々大型化するのにつれ、太平洋上で生まれる台風もまた大型化!なんてことになりませんように。
何でもかんでも欧米追従はやめておくれ。
 



山の

       哲学者


 玄関の横にミズキの丸太を横たえています。
切り倒したままベンチとして利用しているんですが、
昨朝その丸太ベンチに、どこからか降ってきた枝らしきものが乗っているのを見るともなくみていました。
しばらく後、日課としている「ボンヤリベンチに座る」をしにいくと
当然のことながら、枝らしきものはそのままの状態。
何となくそれを摘まもうとした指先の動きが止まりました。

DSC05085.jpg

 あ、ナナフシだ、でけーなぁ。
手足をピン!と延ばしたらゆうに30cmはありそうです。
名の通り節が7つなのかと、ひいふうみぃ・・・11節もあるじゃん。

DSC05089.jpg

 はじめてしげしげ観察しましたけど、けっこうつぶらな瞳。
長い手足に比べて極端に短い触角。
ナマケモノより緩慢な動き。
存在そのものがふしぎな感じ。
何を考えて生きているんだろ~か、なんて意味なくつぶやきながら
でも、なんか隣に座っていると妙に語りかけたくなる相手。
動かざる、つぶらな瞳の哲学者がそこにいるようで。



 



ふと見ると

       すんごい!


 あまりに強い日差しが続く昨今。
山や林を形成する針葉樹、広葉樹問わず生い茂る枝葉の生気が、ちと衰えたように見えてしまう。中にはこれ以上の水分蒸発を防ごうとして、
葉裏をクルッと巻き込んでいる樹木もある。
総じて熱中症気味なのだろう。
夏の象徴、積乱雲もとんと目にしない。夕立やら通り雨なんぞ今夏は
一度もない。雨が恋しいのは人間も樹木も同じだろう。

 生気を吸い取る強い日差しがギンギンに照りつける山の片隅に、
ふと目が吸い寄せられた。

DSC05079.jpg

 切り倒されてから半年経つ雑木の丸太から幼い枝が2本、ニョッキと
生えていた。たまげた!
樹径30cm、長さ3mの丸太の内部に新芽を宿らすほどの水分が保たれているのだろうか。はたまた横たわる丸太に何かの種が根付いた
寄生植物なのだろうか。
どちらにしても乾ききった地面に置かれ、強い日差しに晒された丸太から新たな緑が誕生するのはすんごいことだ。
兵庫の相生でアスファルトを突き破り頭を出した「根性大根」に負けぬくらいの根性だ。
 上手く行くかは分からないけど、この枝周りだけをチェンソーで切り出し土に埋め戻してみよう。






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